第104回全国高等学校野球選手権大会 第9日目 展望
皆さん、こんばんは!
早速Note始めた記念とはなんですが、
8月14日、大会第9日目の夏の甲子園の展望を書きました!
大会第9日目
大会第9日目
第1試合 横浜(神奈川)-聖光学院(福島)
どちらも、1回戦でロースコアの接戦を制し、
この試合も終盤までもつれる展開になりそう。
横浜は、2年生エース杉山が、2失点完投。
神奈川大会に比べると、まだエンジンが
かかっていない印象はあったが、
落ち着いたマウンドさばきを2回戦でも発揮したい。
打撃面では、2年生のリードオフマン緒方が、
先制の2塁打を放つなど波に乗り、四球も選んでいるところから、
ボールも見極めることができている印象。
主将玉城ら、中軸に当たりが出始めると、
打線にも勢いが出るだろう。
強豪日大三を、しぶとい試合運びで制した聖光学院は、
1番赤堀が3安打、2番髙中が高校生活で初めてだという逆転本塁打と、
上位打線が大活躍。赤堀には50メートル5秒台の俊足でもあるため、
2回戦でも走者に出て、横浜のエース杉山を慌てさせたい。
1回戦ではリリーフに回ったエース佐山も、ストレートのキレがあり、
ピンチでも動じない精神力も兼ね揃え、状態がかなり良さそうだ。
第2試合 二松学舎大付(東東京)-社(兵庫)
投打に充実した戦力が揃う両者の対決。
どちらも機動力を生かした打撃ができる似たチームであるため、
継投のタイミングも試合を左右しそうだ。
二松学舎大付は、1回戦の札幌大谷戦では、
試合序盤に先手を取り、堅守で守り切った。
エース左腕の辻は、長身から繰り出される
角度のある直球がコーナーに決まり、
リリーフの重川は、チェンジアップにキレがあった。
サヨナラ打を放った勝負強さの光る1番親富祖の出塁と
1回戦では当たりの無かった1年生4番片井の
目覚めにも期待したいところ。
社は、1回戦の県岐阜商戦で前評判以上に打線が爆発。
特に1番大西は全6打席に出塁し4安打の活躍。
3番福谷の打撃にも魅力がある。
投手陣は、1回戦で背番号10の堀田が完投したことで、
エースの最速147キロ右腕芝本を温存できているのが大きい。
2枚看板の継投で、二松学舎打線に立ち向かう。
1回戦で3失策だった守備は修正していきたいところだ。
第3試合 大阪桐蔭(大阪)-聖望学園(埼玉)
1回戦でも2本塁打を放った強力大阪桐蔭打線に、
聖望学園のエース岡部がいかに立ち向かうかが
この試合の焦点になりそうだ。
大阪桐蔭は、1回戦は旭川大高に先制されて
かなり苦戦したものの、
今後に向け、接戦を経験できたことは大きい。
1番伊藤、5番海老根に勝負どころで本塁打が出るなど、
持ち前の強打は健在。
2年生左腕の前田は、1回戦で川原、別所の継投でしのいだことで、
温存することができており、
投打に充実した形で、2回戦も臨むことになりそうだ。
聖望学園は、1回戦で2失点の好投を見せた
エース岡部の出来がカギを握る。
持ち前のピンチでも全く動じない落ち着いた投球と
内外角を突く精密なコントロールで、
強力大阪桐蔭打線を抑え込めるか。
攻撃では、2アウトからセーフティスクイズを決めるなど、
機動力を絡めた攻撃で揺さぶりたいところだ。