コーチングってマネジメントの役に立つの?
こんにちは。たかのです。
私は現在、一つの営業部門の責任者として働いているのですが、自分の人生を歩みたいという思いから、1年前からライフコーチの仕事も始めました。
コーチングを本業にすることを決意した際、コーチング学校に入学し、半年間でコーチングのあらゆるスキルを学びました。
今は個人のクライアントを対象に活動していますが、本業である組織のマネージャー業でコーチングが活用できるのかという疑問を持っていました。今日はその疑問に対する私の答えを書きたいと思います。
結論から言うと、コーチングはマネージャーの仕事に、本当に役立っています!
私は部門スタッフとコミュニケーションを取ることが多く、その内容は個人的な悩みや業務の課題に対する解決策など、非常に多岐にわたります。
そんなやりとりの中で、コーチングが非常に力を発揮していることに気づきました。正直なところ、コーチングを学んだ前と後では、会話の質が格段に向上したと感じています。
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どうして会話の質があがったのか。。。
それは私が相手の話しを格段に聞くようになったからです。
これはまさにコーチングを学んだおかげです。コーチングを学んだおかげで人の話しを聞けるようになった。結果としてコミュニケーションの質がもちゃくちゃ改善した。
ではコミュニケーションの質とは何か。それは話し相手が私との会話にどれだけ充足感をもてたかだと思います。
その証ではないですが最近スタッフから
『たかのさん、最近すごい話し聞いてくれて話しやすくなりました』
『前より会話に興味をもってくれてるのが分かって嬉しいです』
と言われるようになりました。
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コーチングって質問するスキルなんじゃないの??
自分はコーチングを学ぶ前そう思っていました。
実際にコーチングの本を読んでも、学校の授業でも相手への質問の大事さにはかなりの重きを置いて説明しています。実際に学んでいても質問は大事だと感じます。
ですが実際の仕事の場で学んだままの質問を使うケースはほとんどありません。わたしがクライアントとしてマイコーチと話す時にもコーチはいわゆる学校で学んだ質問の言葉をそのまま使って問いかけてくることはありません。
質問が悪いというわけでは決してなく、学んだ質問をそのまましてもどうしても不自然になってしまうんです。例えばコーチングの教科書によく出てくる『あなたのありたい姿は何ですか?』と聞いたとしても抽象的すぎて頭が真っ白で会話が進まなかったりします。
それよりも私がコーチングを学んで一番大事だと思ったのは聞くことです。なぜならコーチングの真髄は相手を全面的に承認して相手の可能性を信じること、そして答えは必ず相手が持っているという気持ちを心からもって話しを聞くことにあるからです。
これは自分がクライアントとしてマイコーチに話しを聞いてもらう機会においても毎回強く感じます。
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コーチングを学ぶまでの自分は私の中の方が答えがありそうだなと思ったらそれをいかに上手に伝えるかに全神経をかたむけていました。相手が理解できない感じだったりなんか納得いってないふうに思えたら、自分の伝えかたがきっと悪かったからだ、伝え方をもっと工夫しよう、と思ったりしてました。これって軸がすでにずれてるんです。
こっちから答えを出すんじゃなくて答えを出すのはいつでも相手。自分は相手が答えを出しやすいように合いの手を入れたり考えるサポートをしたりする、それだけで良い。
コーチングを学びようやくこのことに気がついたんです。それを意識して相手と会話をするようになってから、相手の生き生き感が全然違うのが分かりました。すごい楽しそうにしゃべってるんです。どんどん思考が膨らんで自分で答えにたどりついてるのがわかるようになりました。
聞くだけなら簡単じゃんって昔の自分がこの記事を読んでたらきっと思ったはずです。でも実際にそれをやるのがいかに難しいか、でもそれを出来たらどれだけすばらしいかを、コーチングを学んで自分がクライアントになってリアルに体感しました。
分かると出来るの違いは天と地ほどの開きがあります。自分がクライアントとしてうけたセッションを通して自分が答えを出す力がこんなにすごいのかって心から実感できた経験を得られました。自分が心からすごいと思えたからこそ、迷いなく相手にも実行できるし相手の結果を信じられると思うので。
これって仕事でなくても人とのコミュニケーション全般に通じる部分だと思います。
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今日のテーマの結論は、
コーチングは組織の中ですごく活用できる!です。
相手の話しに心から興味を持ち相手のなかに答えがあると信じてただサポートをしてあげる。その結果相手が自主的に生き生きと動けるようになる。
もしもあなたが現在、うまくいってなくて関係を良くしたいと思ってる人がいるなら自分が話したい気持ちをぐっとこらえて相手の話しに心から興味をもって話しを聞いてみてください。
実際に難しいことはないです。相手の目を見て話しのこしを決しておらずに、相手の話す呼吸に合わせて相槌を打つだけです。
特に自分が喋りたくなったらグッと我慢です。今日だけは相手を主役にしてあげよう、の気持ちで話しを聞いてあげてください。そうしたらきっと相手の表情が変わると思います。まさにコーチングを実行している瞬間です。
自分が話したい!と思うことは私もあります。でも相手の話しを聞くことは必ずあなたにも大きなプラスになって返ってきます。ぜひトライしていただけたら嬉しいです。
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