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あの戦争を知ったことが自分を目覚めさせた

午後は、自分のルーツを探るため祖父の弟の仏壇に手を合わせに馬込沢へ。私は今まで祖父祖母の親戚のどなたともお会いしたことはない。出征する写真の人は祖父ではなく、祖父の兄だったのか。祖父祖母の故郷、新潟•富山をルーツとして徐々にわかってきた。赤紙が届き、昭和17年に長男が出征、のちに戦況が悪化し、次男である祖父も。満州、シベリア抑留。知られることのなかった祖父の2人の姉と1人の弟の存在。6人兄弟ではなく、実は9人兄弟であった。激動の時代を生き抜いた人たちへ。次は、新潟の山奥の村へ墓参りに行こう。

皮肉ではあるが、もし戦争、原爆の存在を知らなければ、上京することも、海外に行くことも、こうして街頭に毎日立つこともなかった。

高野はやと@江東区