転職活動振り返り
これは日記とメモが主です。インフラエンジニア15年選手の転職記としては転職記、所感だけでよいです
高野のこと
スペック
・SES10年→事業会社IT子会社5年強 の経験2社
・インフラ領域のことはメインフレーム・DB・コンテナ設計以外よくあるエンプラ物経験あり(雑用系インフラエンジニア)
良く言えば何でもある程度こなせる悪く言えば中途半端、何が得意か?と聞かれると悩む
・PM(プレイングマネージャー含む)OK、ベンダーコントロールちょっと苦手だけどOK、メンバーコントロール6人までなら見れる(自分がマイクロマネジメントされるのが嫌いなので人によってレベル感は変えた実績人数、全マイクロマネジメントは無理かも)
・CCoE兼務
指向性
・運用好きじゃない(過去SESのトラウマで定型運用、特にExcel申請書があるIT事務員タイプが大嫌い。ある程度必要悪として理解しているので指示されたら嫌々やる…すべて目視チェックさせず自動チェックしようよ…)
・社内勉強会企画だいすき、勉強会行くのもだいすき、教わるのも教えるのもすきすきだいすき
・プログラム書くの好きだけど苦手 生成AI代わりに書いてくれる愛してる
・知らないものを知ることがとにかく好き
・入ったPJすべての会社の事業内容・使用プロダクト自体に突出した興味はない(可能な範囲で比較検討したい)
・管理職自体に興味は薄い
・ライブが趣味なので平日ライブある日は少し早めに帰る(フレックス制必須/多くて週1少なくて月1)。リリースとライブが被ったらできる限りの力を使いリリースをずらそうとする。チームメンバーにも同じように推し活したいならしてほしい
転職理由
1回目の転職は、プロパーとして適切なシステム提案・要件定義をできることを第一目標にし、事業子会社へ入社していましたが、親会社システムオーナーとほぼツーカーで改善提案出来すぎていたせいで、ほかの人にもこのやり方でそもそもいいのか、他にいい提案の手法はないのか知りたくなり、餅は餅屋、安直に「ITコンサルに行きたい」と2021年頃から考えるようになりました。
ただ、提案領域に特化するよりも正直手を動かしたい派(別名:やらないと覚えない)なので、自分で実装まで責任をもって提案することを謳っている、かつ、独立系コンサル会社さんをメイン転職希望先に絞りました。
ベンダーに縛られず自分で提案して自分で実装する、私は一番楽しい部分だと思ってる。
転職活動振り返り・月の記録
月記)2023/9
”ほかの人にもこの手法でいいのか” を知るための社内部署異動後の上司・リーダーが信用できない色々が溜まり、転職を意識しだす。
月記)2023/11
信用できない予感が当たり、興味のない運用(※やりたくない理由・分野は全て個人面談で事前に伝えている)を強制的に押し付けられる。意見、訴えを一ミリも聞いてもらえないのでもうある意味諦め、メンタルが悪くなる予兆を感じる。
月記)2023/12
転職時期を来年に視野に入れる(詳細は人によってはそんなことで決めるの⁉となると思うので、オフラインで機会があれば笑い話がてらに聞いてください)
転職記)2024/1
転職サイトに登録。使ったのはJACリクルートメントさん。理由はLinkedinのDMの一番上にあったから。指向性が合いそうな知らない会社さんを紹介いただき、フォローが手厚くて正解でした。いろいろな決定速度感はゆっくりめ。
前回の転職も同じような雑な理由で使用エージェントを決めたのですが、さすがに良くない気がしたので今回は自分でもエージェント自体比較検討しようと、ググって上位に出てくるリクルートエージェントにも登録しはしました、が、JACさんに紹介されたところを除いたのと、ダイレクトオファーを切ってもらったせいか(1回目の転職の需要から、やりたくない事業会社運用リーダー領域の募集やリーダーポジ確定済SESが確実に大量に来ると予想したため)あまりめぼしい求人がなく、使わなかったです。
転職記)2024/2
いくつかの企業に応募。ターゲットは最速6月末転職。(手持ちの案件が6月末まで決まっていたから)結果、6社受けました。全部書類通るのびっくりしました。
転職記)2024/4
1週目にすべての結果が出ましたので転職活動終了です。ありがとうございます。
A(日系コンサル):1次通過・2次面接前にお祈り(SPIで落ちたかポジ縮小のどちらか。理由は不明)
B(日系コンサル):内定
C(外資コンサル):内定
D(外資コンサル):内定
E(外資SI(ポジションコンサル)):書類通過・1次面接お祈り
F(日系金融):書類通過・1次面接お祈り
転職活動中に夜勤&寒暖差で体調を崩し肺炎まで発症してしまったので、ほぼリモートでの面接助かりました。1次お祈りの企業は開始5分でこの会社辞退しよ……と思っていたものが落ちたのでお祈りは正直嬉しかった。
オファーを受けた会社が9月年度始まりなので、9月入社で調整したいと打診があり、「まぁ有給全部使えばいいか」と受諾。頑張ることにする。
今考えると興味のない業務との体調不良のWパンチで、逆に「興味なさすぎる作業、気を付けないと」の意識で無理に頑張り、肺炎になった気もする。肺炎って薬でも治るんだと知る。(1ヵ月かかった)
月記)2024/5
いろいろ(略)ありメンタル的に限界が来て、少し早めに上司に退職を5/29に伝える。「そうですか」で終わったので『これは有給消化とか聞かなかったことにされるぞ』、と思い怯える。
月記)2024/6
風邪症状で肺炎診断を受ける(二か月ぶり二度目)、さらにいろいろ(略)あり奥の手:診断書提出で人事にも「メンタルがヤバいので、組織にかかわりたくない」と伝え、引継ぎをするよう取り計らって貰えた……診断書は神。
月記)2024/7
兼務先の楽しいお仕事+現組織のお仕事をこなす。作業ギリギリまでしすぎて伝えてなかった方には「ずいぶん急ですね⁉」と驚かれましたが、私としてはすごく……待ったんだよ……!!!
いつ言っていいのか本当にわからなかったので人事に催促してようやく内示の日程がわかりました……のでこのnoteようやく出せますよかったよかった。
内示でても作業はしてます……が、有給期間入ったらもう知らないや~~の気持ちでいます。
転職感想
所感(転職)
1回目の転職は確か書類通過が3~5割だった気がする?ので、現職だいぶ頑張ったな、ということが企業側からの反応が目に見えてよかったです。
全て複数回面接だったのですが、二次面接以降全て自己アピールはそこそこに、企業さんから会社に入る時のメリットやアピール頂いたのは若干面食らいました。こんなに誉めてもらえるものだっけ転職?と自己肯定感爆上がりでしたし、「なんでこの人たちは私が欲しい言葉をたくさんくれるんだろう」と新たな世界を少し疑っています本当に。嘘だとしても今は信じていたい……。
ただ、今回転職をした時の紹介のキャリアは前部署/兼務先の実績なので、「上司と合わない」「転職したいな」と思ってからやれることは残念ながらないですし、ミドル・ハイクラス転職はどこかで腰を据えて自信を持って言える実績が必要です。とはいえ、一つを極めるという指向が持てない中途半端スペックでもコンサル需要があってよかった。最大オファーは2023年源泉徴収明細より最大+200万(含むボーナス)、最小オファーは+80万(残業・ボーナス・オファーレター抜きのでのベース金額)でした。つまり給与水準UPありがたいですね。
所感(時期間調整)
メンタルがヤバいと感じながら動いていてやはり悪化したので、本当に現部署見捨てればよかった。そればかりは後悔していますが、CCoE勉強会二回目したいというモチベだけでなんとかできた……逆に主催の勉強会がなかったら楽しみがなく5月で死んでた(享年の意)と思います。ありがとう手伝ってくれたF社さん。
印象に残った今後考えたい質問
どの会社さんだったかは忘れましたが、「PJメンバーが病んだ時どうしますか?」と聞かれたのが印象に残っています。今までのPM担当したPJでメンバーを病ませた負荷掛けをしたことがないので、「想像ですが全部とりあえず仕事巻き取って休ませます」と答えました。 受かってる3社のうちどれかなので、正解の1つだったとは思いますが、本当にそれでいいのかは今後も考えたいなと思います。だってプレイングマネージャーって本当に褒められたものじゃないから。経験談いろんな人にいつか聞いてみたい。
そして自分が病んだ時はどうするんだと本気で困りました……運用嫌いすぎて、誰か一緒にやってくれとアラートは上げてたけど「手順書は?」で(手順書がなかったので整備しないと要は手伝って貰えないという………………私だって手順書なしで押し付けられたよと心が折れつつできるだけ整備して引継いだけど未だ質問ない もう知らん。)
今後について
というわけで、来週より有給消化、ゆっくり体調を戻しつつAIで遊んで同人誌原稿を書き、9月よりITコンサル業界に転職させていただきます。いろいろ考え、某外資の昇格条件にTOEIC制限があるところにしました。結構Xで嫌われてる印象のある会社なので嫌いにならないでください……JTCのお仲間にはなんかすみません。また皆さんともどこかでお仕事だったりコミュニティでお話すると思いますので、ぜひお会いしてください…。酒飲みたいし、勉強会行きたい……!アマQ組み込んだ人をなるべく張らせない運用提案とかしたい(私はIT事務員作業を憎んでいるので……事務員作業が好きな人はゴメンナサイ)。泥臭いお仕事を世の中から一つでも減らしたい。
なお、旦那にTOEICを規定水準とれるか不安だとこぼしたら、「英語身に着けたいから外資に行きたい、って言ってる人間、それくらいやれや」とごもっともなお叱りをいただきましたので、適度に頑張ります。
なお、このあいだ勉強ゼロで受けた初めて受けたTOEIC点数はTOP画像の通り「355点」でした。高野のこれからに期待せず見守っていてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?