FGM.15色の才能 華やかなタレント オレンジ色の才能の芽を持つ子どもを、ガミガミ叱って育てた親の老後

オレンジ色の才能の芽を持つ子どもをガミガミ叱って育てた親の老後

オレンジ色の才能の芽が育っている子どもは自己中心的でわがままです。
そのお子さんをバッドプレゼントでガミガミ叱って育てた場合、
意地悪で批判的で愚痴っぽい大人に育ちます。
そこで親御さんはこう言います「親の言うことを聞かなくて、わがままに育ったのだ。」と。

けれど、そうではありません。自己中でプライドの高いお子さんを否定的に育てたから
才能が増幅して、わがままで自己中心的な正義を振りかざす大人に育っただけなのです。

例えば、他のお子さんをいじめたり悪口を言う子に
「お前は意地悪で性格が悪くどうしようもない」と言えば、
子どものうちは親の目を気にしていわなくなりますが、
監視の目が及ばない年齢になると、
他人の欠点を指摘して攻撃することを隠さない人間になります。

例えば、お子さんの根拠のない自信を矛盾点をついてへし折れば、
子どもの頃は大人しく親の言うことを聞いて鳴りをひそめていても、
自分の正義感に合わないものは受け入れない、自分の自慢話ばかりする、
やたらとプライドばかり高い大人になります。

私達もそうやって育てられました

ではなぜ大人は自己中な子どもを辛抱強く優しく見守ることができないのでしょうか？
それは謙虚にさせ、わがままを正し、
素直な性格にすることが親の愛だと教えられてきたからです。
出過ぎることがあれば嗜められ、
親や先生の機嫌を損ねれば、欠点を指摘されてプライドを傷つけられます。
親や先生も、その親や先生からそうやって、常に謙虚でいろ、
自分のわがままを出すなと言われて育ってきたのです。

愛のないバッドプレゼントでガミガミ叱って育てた親の老後

力関係が入れ替わって子どもの方が強くなると、
意見の対立があったときに、絶対に自分の意見を通し、親の言うことには耳を貸してもらえません。
子どもがわがままを言って根拠のない自信を見せている時に、
子どもを馬鹿にしたり否定してプライドを傷つけて育てれば、
例えば親御さんが年をとった時に、やることなすこと端から馬鹿にされたり悪口を言われ、
人格否定をされます。

家の中だけならまだしも、社会や世の中で他人に対しても根拠がなく偉そうで、
誹謗中傷のネタばかり探し、自分をあげて他人を下げ、
悪口や人生の愚痴ばかり言っている意地の悪い大人になったら
親御さんは年老いてからも心が癒されることがありません。

グッドプレゼントをあげて愛を持って辛抱強く見守った親の老後 

お子さんが小さな時に意地悪だったりわがままだったりするのを優しく見守って、
「あなたはまだ小さいからエネルギーの使い方が分からないだけで、
その自分が一番と思う気持ちは自分のプライドを育てて、
あなたの表現力で人を幸せにするためにあるの。
だから自分の正義感も周りの人の価値観も大切にしようね。」と言って
グッドプレゼントを贈って育てれば

子どもの頃の自己主張の強さや、他を否定する気持ちは鳴りを潜め、
自信に満ちて自分の魅力をアピールし、自己表現の達人になります。
そのうえ親御さんの魅力も引き出してもらえ、愛や幸せをもたらす大人に成長するのです。

華やかなタレントの才能、オレンジ色の芽を大切に育てよう

人は本来誰でも15色の才能を持っています。
オレンジ色の才能の芽は自己中やわがままで現れるのですが、
才能が花開くと素晴らしいことがたくさんあります。

まず、自己主張や自己表現をする力がつきます。
人前で話をしたり、歌ったり、踊ったり、演じたり、演奏したり、
人生は表現力が必要とされる場面の連続です。

意志を主張することで自分や周囲の人を幸せにできます。
思いを詩や曲にして共感を呼ぶこともできます。
美しい声や踊りや演奏で誰かを感動させることもできます。
自分は無条件に素晴らしいのだという自信を持って人生を歩むことができます。
高いプライドに見合う価値観や品物を誰かにシェアすることもできます。
審美眼を満足させるために、自分の内面に向かって努力することができます。
オレンジ色の才能は自分も周囲も幸せにできるのです。
花開く可能性が強ければ強いほど、才能の芽の自己中やわがままという特徴も強く出ます。
大切なオレンジ色の才能を育てるために、
ご自身が年をとった時に、大人になったお子さんと良い関係を築けるよう、
ガミガミと叱らない子育てをしたいものですね。

最後までご視聴頂きありがとうございました！

イラストair
ナレーション小鳥遊樹でお送りしました。
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