フェアリー ゴッドマザー アイズ メソッド15色の才能 〜家にいる時間が長くなった子どもに贈る、グッドプレゼントとバッドプレゼント〜
その2:子どもの目がキラキラと輝く経験値のグッドプレゼントを贈ってみましょう
前回はお子さんに贈ると、
やる気スイッチが消えていく、
バッドプレゼントについて説明しました。
今回はお子さんの好奇心を満たして、
キラキラと目が輝き、
やる気スイッチが入って、
人間力が向上する、
グッドプレゼントについてご紹介します。
グッドプレゼントは4つに別れていますが、
今日ご紹介するのは経験値です。
経験値とは具体的に自分が手を動かして、
やってみたり、言ってみる事です。
最初に申し上げますと、
叱る可能性が一番高くなるプレゼントです。
なぜなら経験値にするためには失敗がつきものだからです。
教えて楽にできることは、
重要な経験値にはなりにくく、
失敗の数が多ければ多いほど、
必要な経験値は増えていきます。
例えば測る分量を間違えて、
塩辛いケーキを作ってしまったとか。
うっかりお皿を割ってしまったとか。
絨毯に液体をこぼしたとか。
グッドになるかバッドになるかの分かれ目は、
子どもが数々の失敗をした時に、
怒鳴ったり叱ったり説教したりするか、
親身になって助けたり笑いに変えて
安心させてあげるかによって、
子どもの経験値の質が変わるのです。
怒鳴ったり叱ったり馬鹿にしたりすれば、
当然攻撃的な自信のない大人になりますし、
フォローして落ち込む子どもを笑顔に変えたり、
身体を心配してあげれば、
RADWIMPSの歌の歌詞にあるように、
「愛にできることはまだあるかい?♪」と言って、
穏やかに人を助けられる大人になります。
経験値を与えようと思う親御さんは多いのですが、
セットになっている「失敗」をどう処理するかによって、
大きなやる気スイッチになり、
厳しく叱れば叱るほど、
お子さんのやる気スイッチは破壊されていきます。
これは家庭学習でも同じことが言えますね。
失敗を叱ったり馬鹿にしたりする親御さんは、
ご自身もそのように育てられたから、
それが常識だと思い込んでいるだけで、
親御さんの責任ではありません。
経験値が義理や義務のような、
我慢して頑張る修行になってしまっても、
後の人生に生かしにくくなります。
子どもに人生に役立つ経験値は、
本人が気の向くもので楽しめて、
笑顔で遊びにできるもので、
飽きたら中途半端にやめることができるものです。
それではお家の中で、できる経験値のグッドプレゼントについて説明します。
(ア)文化資本を与える(家の中で15色の才能が世の中にある法則や知識を一緒に体験していく)
(イ)経験や技術を授ける(15色の才能を伸ばすための家でできる描き方や作り方遊び方を実際に体験する)
(ウ)環境を整える(家の中で15色の才能が楽しめる環境作り)
(エ)成長に必要な人に連絡をとる(メンターになるような人物にメールを書いたり、ネットを通して連絡してみたり)
(オ)成長に必要な場に参加する(ネットを通して講習会やワークショップなどの講座に参加する)
(カ)他人に迷惑をかけたことを一緒に謝ってみせる(謝り方の技術を伝える)
(キ)責任の取り方を教える(準備・報告・相談・連絡・後始末の方法)
(ク)好奇心を満たす(一緒に新しいことや未知のものを体験する)
(ケ)失敗する大切さ(繰り返し失敗することに意味がある)を教える
(コ)撤退の仕方(無理だと思ったら手放す、諦めること)を教える
(サ)自分軸の構築の仕方(基本的生活習慣の睡眠・食事・運動・掃除・瞑想・学び・労働)を伝える
(シ)感情的ではなく、冷静に多方面から見た考え方ができるように教える
(ス)自分のペースを守る大切さを教える(煽りに乗って焦らない)
(セ)生活の知恵を授ける(おばあちゃんの知恵袋のようなライフハックの動画)
(ソ)挑戦する姿勢の手本を見せる(親の背中をみせる)
それぞれのプレゼントの中身については、
4つのプレゼントの内容を紹介してから、
具体的にお伝えしていこうと思います。
上の(ア)〜(ソ )をご覧になって、
いつもお家ではどんなグッドプレゼントを、
お子さんに差し上げているか、
書き出してみて下さい。
次回は守る規則のグッドプレゼントです。
未知のウイルスによる混乱が、
少しでも収束に向かうことを祈って、
この混乱で偶然生じた時間を
人生で意味のあるものに変えるために、
お子さん達の天才性を花開かせるプレゼントを、
たくさん贈りたいと思います。
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