フェアリーゴッドマザー アイズ メソッド15色の才能 〜家にいる時間が長くなった子どもに贈る、グッドプレゼントとバッドプレゼント〜
その1:バッドプレゼントを贈っていないか確認してみましょう
全国一斉休校が要請され、
不要不急の外出は控えるようになって、
お子さんが家にいる時間が増えました。
友達の家に遊びにも行けなくなって、
暇な時間を持て余した子どもさんも
多いのではないでしょうか?
子ども達の好奇心を満足させることがないと、
家で寝たり食べたり、
ゲーム、漫画、アニメ、動画などの
依存行動に偏りがちです。
(それらの創作物は素晴らしいものですが、
考えたくない、聞きたくない、
やりたくない事があるために、
のめり込んだままバーチャルの世界から
でて来られなくなるのは依存になります。)
私は自分がゲームや漫画が大好きなので、
お子さんたちがハマる気持ちはよく分かります。
けれど有り余る時間は、
子どもの天才性を花開かせる絶好のチャンス
ぜひお子さんの才能の芽を育てる
グッドプレゼントを贈って頂きたいのです。
フェアリー ゴッドマザー アイズ メソッド15色の才能では、
ブログやツイッターを通して、
不意に訪れた長い春休みに、
どんなグッドプレゼントを贈れば良いか、
少しずつお伝えしていきます。
その前に贈るとネガティブな状態に陥りやすい
バッドプレゼントの具体的な声がけについて
今日はお伝えします。
ゴロゴロしたりゲームをしていて、
お手伝いや勉強をしないお子さんに、
つい口にしてしまっている言葉に丸をつけてみて下さい。
(1)怒りや攻撃のバッドプレゼント
(あ)叱る「もっと注意しなさい」「それは駄目でしょう」
(い) 怒る「こら」「ふざけるな」「いい加減にして」「何度言えばわかるんだ?」「やめなさい!」「下手くそ」
(う) 怒鳴る「馬鹿か!お前は」「おい!何をやっているんだ」「こっちにこい!」「ちゃんと謝れ馬鹿野郎」
(え) 暴言・恫喝「殺すぞ」「死ね」「捨ててくるよ」「生まれて来なければ良かった」「生きている価値がない」
(お) 無視「子どもに話しかけられても返事をしない、反応をしない、話しかけられても無言で睨む、手や顔の動きで指図をする」
(か) 大きな音を出して怯えさせる「何かを叩いたり、鳴らしたり、強く閉めたり」
(き) 暴力「叩いたり、蹴ったり、つねったり、髪の毛をつかんだり、どこかを強く押さえつけたり」
(く) 虐待「謝っても許さない。理由は関係なく、気がすむまで身体的にも精神的にも虐め続ける」
(け) 馬鹿にする・人格否定「だからお前は駄目だ」「本当に頑固で神経質でイヤな子」「嫌いだよ」
(こ) 自信喪失「そんなことだから何やっても続かないんだ」「結局何をやってもモノにならないでしょ」
(さ) からかう「ほらほら」「覚える頭がないんだろ?」「またやると思った」
(し) 責める「またできなかったの」「あんたのせいで不幸になった」「どれだけ迷惑かければ気がすむんだ」
(す) 支配「さっさとやれ」「今すぐだ、言うことを聞け」「言う通りにしていれば良いのよ」
(せ) 挑発「なんだその顔は。気に入らないならかかってこい」「意気地なしが」「死ぬ気でやってみせろ」
(そ) 決めつけ「どうせお前がやったんだろう」「そんな言い訳を言っても信用しないぞ」「お前が悪い」
(2)社会の型にはめようとするバッドプレゼント
(た) 罰「いうことを聞かないと食事抜き」「遊びに連れて行かない」「約束を破ったから買ってあげない」
(ち) ペナルティ「テストの点が落ちたら、ゲームはやらせない」「守れなかったらお小遣いを減らすよ」
(つ) 繰り返し「どうして何度言ってもわからないの、できないの」「いつまで同じことを言わせるの」
(て) 強制「これはこうで、これはこうなっているの。だからこうしなきゃいけないの。そうするものなの。」
(と) 矯正「その悪い癖は直さなくてはいけない」「人として間違っているから今度からこうしようね」
(な) 要求「あなたは立派な人間にならなくちゃいけない」「世の中では必要なことだからこうしなさい」
(に) 頑張らせる「世の中ってそんな楽なところじゃないのよ」「頑張らなきゃダメなの」「努力しなさい」
(ぬ) やる気のなさを責める「いつになったら本気になるの」「いつまでゴロゴロしているの」「本当にダメね」
(ね) だらしなさを咎める「どうして普通にやることをやれないの?」「誰でもやっていることなのに」
(の) はみ出すことを許さない「あなたみたいな子は社会じゃ通用しない」「そんなことをして何になるの」
(3)知識や価値観のバッドプレゼント
(は) 比較「あの子はこんなに出来るのにあなたはどうして」「同じ年の子はみんな知っていることなのに」
(ひ) 知識獲得の強制「どうしてそんなこともできないの?出来るようになるまでやりましょう」
(ふ) 差別「あなたは〇〇だからそれはしてはいけない」「まだ無理」「お前はやらなくていい」
(へ) 嫌味「そんなことも知らないの?」「わからないの?」「そんなふうだからダメなのよ」
(ほ) 不安「今こうしないと全て失敗する」「失敗は許されない」「できるはずがないでしょう?」
(ま) 焦り「今頑張らなかったらいつ頑張るの?今しかないんだよ」「失敗したら戻れないんだよ」
(み) 否定「あなたは兄弟と比べてもわがままなのよ」「何も知らないくせに」「そんな能力ないでしょ」
(む) 落胆「そんなことする子じゃないと思っていたのにがっかりした」「あーあ、やっちゃった」
(め) 性格攻撃「お前みたいに気味の悪い子は私の子じゃない」「どうしてそんな嫌な性格なの?」
(も) 誘導「こんな利点もこんな得もあるから、絶対こっちの選択が良いに決まっているよ」
「言うことを聞いておけば、恥ずかしい思いをしなくて済むよ」
(4)恩や情のバッドプレゼント
(や) 過保護「一人じゃ何もできないのね」「本当にダメね」「お母さんがやってあげる」
(ゆ) 過干渉「どうしてそうなの?なぜそんなことするの?」「全部きちんと報告してね」
(よ) 物で釣る「言う通りにできたらご褒美にゲーム買ってあげるね」「百点取れたらお小遣いあげるよ」
(ら) 価値観をすり替える「あなたの言う通りうまく言ったら苦労しないわ」
(り) 押し付け「絶対にこっちの方が良いに決まっている」「こっちの方がおまえのためになる」
(る) 恩着せ「あなたのために苦労している」「自分を犠牲にしている」「具合が悪いのにあなたのために」
(れ) 操縦「私の言う通りにしていれば間違いないからね」「あなたよりあなたのことを分かっているから」
(ろ) 説得「これだけたくさんこちらの方が良いと言う理由を挙げているのだから納得してね」
(わ) おだて「あなたは良い子だから親の言うことも素直に聞けて偉いね」「さすが私の子どもだわ」
(を) 経済的泣き落とし「うちにはお金がないから諦めて」「国公立じゃないと進学させられない」
(ん) 将来を決める「こんなによくしてあげたんだから、年を取ったら面倒みてね」「近くに住んでね」
いかがですか?
「だから自分は出来ない」「自分はダメな人間で人生はつまらない」
「自分は何のために生きているのかわからない」を誘発してしまうバッドプレゼント。
うっかり無意識にかけている言葉はありませんでしたか?
特に今回のような非常事態はお子さんのせいではありません。
自分がいるせいで働きにくくて大変なんだとか、
自分が家にいるとお金がかかって大変なんだなどと
お子さんが負担に感じないようにご注意ください。
バッドプレゼントを贈られたお子さんは、心の中で怒り悲しみ、
次第に無反応・無表情になって、大人の言葉を無視するようになります。
自信を失い、劣等感が強くなり、自己否定感が高くなります。
それが度重なると反抗がひどくなり
エネルギーが枯渇して引きこもるなど、
親御さんが苦労をすることになります。
また傷ついたお子さんが大人になるにつれ、
老人や子どもなど立場の弱いものに対して、
同じ振る舞いをするようになります。
愛情だと思ってバッドプレゼントを贈ってしまう
親御さんを責めている訳ではありません。
つい、そうしてしまう親御さんも
やはり同じような言葉を贈られて大きくなり、
幸福感を感じにくいのではないでしょうか?
人生をネガティブな方向にフリーズさせてしまう
バッドプレゼントを贈らないように気をつけましょう。
それでは次回から、
家にいる時間を充実させることができる、
グッドプレゼントについて書いていきますね。
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