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《未婚率の解決策①》出会えない問題点の核心
さて、前回、日本の未婚率が高い理由について記事を書きました。
まだ読んでない方は、リンクを置いておきますので、どうぞ。
さて、今回の記事では「出会えない問題」について考察したい。
ナンパもできない、お見合いもしない日本人にとって、結婚相手と出会う方法がないという点です。
少なくとも「結婚したい意志はあるが、相手がいない」という人は、相手さえ見つかれば結婚し、未婚率を下げることができます。
「結婚したい意志はあるが、相手がいない」ならば、出会える方法を見つければよい、出会える方法を作ればよいのではないか・・・
単純に方法論の問題となります。
つまり、適切な出会いの方法さえ用意できれば、少なくとも、解決できることになります。
ただ、そう簡単な問題ではありません。
問題点を一つずつクリアにしながら、最終的に『今の時代に必要とされる出会いの方法』にたどりつきたいと思います。
説明すべき要素が多すぎて、シリーズになってしまいますが、是非お付き合いください。
『マッチングアプリ』という出会いの場
さて、ナンパもできない、お見合いもしない日本人には、マッチングアプリがあります。
東京都もマッチングアプリを税金で作ってましたね。
どれだけ未婚率を下げることに貢献できるかあやしいものだと私は思っています。
ただ、ナンパやお見合いを拒む人にとって、学校や職場で好きな異性に出会えないなら、マッチングアプリが最後の希望といっても過言ではないでしょう。
実際に今の時代、恋人との出会うきっかけの筆頭はネットになりつつあります。
では、「出会いがないと嘆いている人は、マッチングアプリを使えば問題は解決するのか」といえば、全くそうではありません。
マッチングアプリは恋愛用も結婚用も溢れているうえで、この未婚率です。
結局のところマッチングアプリで出会えるのは、男性も女性も一部だけという問題があります。
その恩恵を受けるのは、容姿等の優れたごくごく一部の男性や女性、いわゆる恋愛強者に限られるという点です。
そもそも男性も女性も、自分の理想が高すぎることが問題なのです。
つまり、「理想の結婚相手がいない、理想の結婚相手と出会えない」という問題が、「出会いがない」と単に略されているわけです。
どれだけマッチングアプリをやろうが、バカみたいに高い理想の相手とマッチするわけがない。
そもそも、ハイスペックの男女は、ハイスペックの男女を求めます。
よって、いい男、いい女にマッチすることができるのは、若さ、容姿、金、ステータス等、マッチするだけのものを自分に持っている人です。
モテない人間が、高い理想と欲望を持った結果がこの現状です。
・モテないのに若い女性を求める男性
・モテないのに可愛い女性を求める男性
・モテないのに収入の高い男性を求める女性
そんな人たちを救ってくれるマッチングアプリは存在しません。
「出会えない」問題の解消のための第一歩
つきつめると、未婚率を下げるということは、
いかにして、若い人に、
・『高い理想をあきらめてもらう』、
・『理想とは違うが、納得できる相手を見つけてもらう』
という問題になります。
次回は、『高い理想をあきらめてもらう』方法について考察したいと思います。
以上です。
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よろしくお願いいたします。