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ゲーム感覚で割安購入「ピンドゥドゥ」

チャーリーさんの丸わかりビジネスモデル。今回は中国の共同購入サービス「ピンドゥドゥ」です。アリババ、JDドットコムに次ぐ、中国3位の電子商取引(EC)企業です。


中国では友人や親戚を信じて購入するという文化が強いため、急速に拡大した。すでに1700万以上ダウンロードされている。創業から2年半でユーザー数は3億人、流通総額は740億ドルに達した。

ECにゲーム感覚を持ち込んで成功しています。人づてに共同購入を呼びかけていくというのがユニークな点です。口コミといってもSNSがメーン。気軽に購入者を募れます。直接、会ったり電話をかけたりするより、はるかに手軽です。もちろん、希望者が集まらず、商品が購入できないケースもあるでしょう。こうしたハラハラ感も楽しさのひとつになります。

なにより購入者に低価格という明確なメリットを与えています。利用者の立場を第一に考えている点が成長の理由でしょう。

ただ、共同購入というスタイルそのものは昔からあります。価格が勝負になるでしょう。その分、1つの商品あたりの利益は減ります。出展者が消費を喚起するために値下げ⇒利益を圧迫という悪循環に陥る危険性もありそうです。価格を追求するあまり、偽造品が出回ることも考えられます。価格政策と製品の質を保証するシステムの構築がさらなる業績拡大の鍵を握ります。


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