ベトナム旅行3日目🇻🇳死後も大勢に見られるってどんな気分なんだろう
ハノイ3日目。
街歩きに1日時間を取った。
個人ガイドの8時間ツアーを事前に予約。ところが手違いで4時間に。
結果としては4時間にしたことで余裕を持って休憩を挟みつつ街歩きができた。
まずはタンロン遺跡。
世界遺産とのことだが、これすげーとなるようなものはなかったように思う。
1000年以上にわたってベトナムの首都であり、軍事の中心であり続けたというのは興味深い。
遷都しようとしたことはあるらしいが、数年で失敗しているそう。
何がこの土地をそうさせるのか。
じりじり照りつく太陽をさけてGrabでホーチミン廟へ。中に入る警備システムの厳重さがすごい。空港の手荷物検査レベルだった。ホーチミン廟までの道は日影が作られていて快適だった。
照らされていたら相当辛かったと思う。
中に入る。
まさかの!ホーチミンさんエンバーミングされているのね!
そこまで調べてないから驚いた。
本人は死後、この対応を望んだんだろうか。周りの人の判断なんだろうか。
国家の英雄とはいえ落ち着かない死後だなあと思ってしまう。
続いてホーチミンさんの家。
昔住んでいた家をいろいろ見学。
高床式の少数民族の家はいかにもベトナムという感じ。
そういえばベトナムにもがっつりアメリカ資本が食い込んでいる。
コカコーラにペプシコーラにKFCにバーガーキング。ここ30年くらいのことなのだろうが、アメリカ経済圏の力は恐ろしい。これを崩すのはどんな存在になるだろう。
そうこうすると、やたら立派なお店に案内される。そう!共産主義国的お土産プッシュスポットだ。
そうか。個人ツアーでもこういうのがあるのか。
アオザイをめっちゃ勧められる。着る機会もないし、まず背中のファスナーをあげられない。
とはいえ、ちょっと乗せられてしまいお土産を買うことに。ドライフルーツは絶対スーパーが安かった。失敗である。
お金で失敗の多い旅だ。
そのあとはインスタで評判だったトレインストリートに。これは運が良くタイミングばっちりで電車が通り抜けるのを見られた。
危険だが迫力がすごい。
2階のカフェに入る余裕がなかったので、1階からの見物だったが見れて良かった。
踏切をどんどん渡る雑さと列車が去ってから人が去る勢いといいエネルギッシュ。
ここでガイドのズンさんとはお別れ。ドタバタして写真を撮る暇もなかった。
ここのカフェではフォーとお粥を食べた。味付けの濃い食事の中でお粥は優しかった。
お土産も持っているしで、一回ホテルに戻る。そして昼寝をした。
眠くてたまらなかったので1時間ほど休憩をした。
旅行先マジックで回復。
あらためてバインミーとスーパーマーケット探しに出かける。
バインミーは有名店に。
西洋系のお客さんが多かった。
シナモンティーを頼んだのだが、うん、これも甘い。
わたしはきゅうりが苦手なので友だちにプレゼントする。それでも少しきゅうりの味が残ってうっ!となる瞬間もあった。
次回食べるときはぜひきゅうり抜きで注文しようと思う。
なければとても美味しいと思うのだ。
さらなるお土産を求めスーパーマーケットへ。ベトナムはコンビニやスーパーマーケットの文化があまりないらしく、ガイドさんに教えてもらわなければ迷子になっていたかもしれない。
お菓子やらチリソースやら即席麺やら目移りする。けっこう日本メーカーの商品も多い。
荷物を抱え再度ホテルへ。
翌朝の出発へ向けて荷造りをする。意外とトランクがパンパンであった。うそだろ、となりつつスーパーで買ったマンゴーを食べる。
日本で食べたら高級そうな甘さ。
原始時代にこのフルーツを食べた人は飛び上がっただろうな。巡って戦争になったかもしれない。
18時からと聞いていたナイトマーケットへ。18時から準備開始って感じだった。
そうだよね、日本の感覚で出てきてしまった。
準備をぷらぷら眺めながらチェーのお店へ。
甘くない飲み物ありますか?はNoだった。ですよね。
美味しくチェーをいただきつつ、働くおばさんを見つめる。めちゃくちゃめんどくさそうに働いてる。
ベトナムの人は基本的にいやいや働いてる気がした。道端で寝ている警備員さんも多いし、談笑するおじさんおばさんも多い。
でも朝早くからお店開けているし、ナイトマーケットに至っては夜3時までやるという。
働きたいのか、働きたくないのか。
そんなところがとてもいい国だと思った。
またぜひ行きたい。