勉強会で良い学びを得るための手引き(改訂版)
2014年末〜2015年半ばにかけて、週一くらいの頻度でデザイナー向けの勉強会やミートアップに行きまくりでした。
そんな私ですが、最初からイケイケだったわけではなく、むしろ内面は超ひと見知りかつ超出不精なのではじめはその場の空気になじめずずっとモヤモヤしていました。
(今もひと見知りは変わらずなので、なじんではいないかもしれない)
ということで今回は、そんな私が精力的に(??)勉強会へ参加するに至った流れをざっくり記しておきたいと思います。
※ Webデザイン業界でのお話です
ステップ1. 先輩についていく
私のような超ひと見知りの勉強会初心者な方にオススメなのが、会社の先輩のうしろにひっついていくメソッド。
先輩が勉強会やイベントに行くと聞いたら、とりあえず何にでもついていきました。勉強会中も懇親会中も、先輩にひっついていきます。そうすると先輩がお知り合いの方に紹介してくださるので、自然と自分のコネクションも増えます。あとは先輩がそのお知り合いとお話してる間、横で話を聞いていればOKです。見知らぬひとに無理やり話しかけて気まずい空気を味わうより、よっぽどためになる情報が得られます。
我ながらなかなか姑息ですが、ひと見知りな方はこうして少しずつ「勉強会の空気」に慣れていきましょう。
ステップ2. 自分で探して参加する
先輩のあとについていくメソッドに頼っていると、必然的に参加するイベントが限られてきます。なので勉強会の空気に慣れてきたら、自分で好きなイベントを探して参加しはじめてみました。最近は様々なイベントオーガナイズサービスがあるので、そこで気になるイベントを探します。
気になるイベントがあったら、満席であってもキャンセル待ちで登録しておきましょう。その回には行けなくても主催者が別のイベントを立ち上げたらお知らせが来るようになるので、次回以降参加できる確率が上がります。
ただ実際のところ、こういうサービスで紹介されるイベントの中には自分に合わないタイプのものもたくさんあります。その中から自力で良さそうなものを探すとなると結構たいへんです。
そんな時はイベントの参加者一覧を見てみると良いです。そのなかに自分の知り合い(特に先輩との繋がりで知り合った方など)がいらっしゃれば、良い感じのイベントである確率が高いです。たとえそのイベントが合わなかったたとしても、懇親会でそうした方とお話しすることができればそれだけでプラスになります。しっかりご挨拶して親密度を上げていきましょう。
ステップ3. 勉強会レポートを書く
勉強会中に自分なりのメモを取りこんな感じでブログやQiita:Teamなどにアップするように習慣づけると、いろいろ得します。
たとえば、
- 議事録をとる練習になる
- あとで読み返して自分が学んだことを振りかえることができる
- 周囲のひとにちゃんと勉強してる感をアピールできる
というようなメリットがあります。とくに新人のときにはどれも自身の成長や周囲からの評価につながりやすいので、意識的・戦略的にやってみると良いのではと思いました。
ステップ4. ライトニングトーク枠で登壇してみる
勉強会で話を聞くことにすっかり慣れたら、5分〜10分くらいのライトニングトーク(LT)に出てみるといいかもしれません。人前で話すのはすごく緊張するしハードルが高いのですが、得るものは大きいです。論を展開したり前に出て話したりする訓練ができるとか、ひとに覚えてもらえてコネクションが作りやすくなるとか、懇親会で話しかけてもらいやすくなるとか。とかとか。
新人で実績もないし話せることなんてないよー!という場合でも、とにかく参加する!と決めてしまえば、なにかしらアイデアは出てくるようになります(体験談)。
例:I was bone to love Design、ワニと学ぶ!UXデザイン入門
話せることができてからやろ〜ではなく、やるって決めたから話せること探そう、の方が早いし確実です。
この流れが正しいかは分からないですが、ビビリですぐ怖気づいちゃう性格の私には合っていました。
むすび
そんな大したことはやっていませんが、ネタにできるくらいには回数を重ねたかなと思ったのでまとめてみました。
今後の目標としては、その場でスタンディングオベーションを起こすくらいの実績とプレゼンスキルと、あと名誉と富も手に入れたいなあとか考えながら生きています。