ライブ(イベント)の熱
どんなライブでも、参加した人の熱量は凄まじい。
先日Kアリーナ横浜でデカいライブがあった。
ライブというか、イベントと言えばいいのか。
キャパが2万ですってね、デカいわ。
箱の大小の差はあれど、参加した人達は皆それぞれどデカい思い出を背負って帰っていく。
現地で得た空気がたんまり濃縮された感想戦を見るのは割と好きです。
恥ずかしながら、自分はあまりライブ(又はイベント)に行った経験がない。
今のところ人生で3回だけ。
コミケは…何度か行ったけどちょっと違うから除外しよう。
ただ、そのどれも「良かった」って感想しかない。
あまりイベントごとにアクティブではない自分でもあの良さは理解できる。
最初のライブ参加はエリッククラプトンの福岡公演。
当時、三菱のCMで流れてたクラプトンのLaylaが死ぬほど好きになって、お袋に頼み込んでライブのチケット取ってもらった。
当時の自分はガンダム系やスパロボのアニソンとB'z、あとはビートルズくらいしか聞いてなかった。
その中でクラプトンの歌は魂に火をつけた。
生活費を削りに削りまくって洋楽のCDを買い漁り、当時流行り出してた容量の少ないiPodとiTunesにぶち込みまくった。
結局クラプトンのライブは一度きりだったけど、20年以上経っても心に残ってる。
洋楽を聴き始めたのもそれからだもんな。
次のライブは2017年のデレマス公演。
P友からチケット有るけど行かねえ?と誘われて二つ返事で行った。
クラプトンのライブとは全く別物だった。
なんというか、観客というよりは「俺らも舞台装置の一つなんだな」って思った。
周りの熱量は凄かったなぁ、当時はまだUOブンブン丸も規制はされてなかったっけな(迷惑だからやめとけとは言われてた気もする)。
曲をおとなしく聞くだけじゃないライブもあるんやなってライブに対する認識が変わったな。
そして3回目は今年3月の青木瑠璃子のアイコン公録イベント、通称「社員総会」。
元々アニラジっ子だったのでラジオの公録などが近場であれば行ったかもしれないが、当時の自分は高校〜大学浪人生。
金も移動手段も宿を調べる手段もないので福岡人が東京へ行くことはできなかった。
当時はホテルのHPなんてロクになかったし、仮に見つけても泊まりで1人旅行なんて親から許されなかったろうな。
結局一度も行ったことがなかった。
ところがここ3年?ほど青木瑠璃子にどハマりして、これは死んでも行かねばならないと決意。
13:30に仕事終わって速攻で空港まで行って飛行機飛び乗って18時開演なのに17:30にギリギリ着いて1時間イベントを楽しんで現地の友人と飲み食いして、翌日11時の飛行機で職場に戻って決算のデータをまとめるという最高にバカなムーブをかました。
ただ、そこまでしんどくても行って良かったの感想しかない。
やっぱライブやイベントって非日常なんだよね。
毎日同じことを繰り返していくと、人間の心ってやっぱ鈍ってくる。
そんな中で非日常のイベントをバチコーンとぶち込むと、燃えカスになってた心に一気にガソリンぶっかけたみたいにエンジンがかかるのが分かる。
その溢れたぶんが感想戦って形で表に出てくるんだろうな。
デレパの公録も行きたかったけど、会員じゃないからチケ取れないだろうし断念。
でも行きたかったなぁ…
やっぱ無理矢理でも時間作ってイベント参加してリフレッシュしていきたいなと、みんなの感想戦を見て改めて思い直しましたというお話。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?