「お客様は神様ではない」という考えの奴が普通の客商売で働いたらこうなった
僕はタカムラ、元芸人のイベンターだ
地下アイドルライブなどを主に主催している
地下アイドルライブ、地下ライブを数年やってきてできた僕の座右の銘がこれである
「お客様は神様ではない、お客様を神様にしたら店は終わる」
この仕事は客を選ぶことがかなり重要なのだ
変なファンがいることで新規を遠ざけることになったりすることもあるし、ファンのモラルで応援している相手に迷惑がかかるなんてこともよくある。
そういうケースもあるし、こんなクレーム相手にしてたらうちのライブ持たないぞ、と思って無視を決め込むケースもある。
「それなら別に来てもらわなくて結構」と思うので
売られた喧嘩を買っても何もメリットないし時間の無駄である
悪い「貧乏神様」を入れてまともな「神様な客」を寄り付かない店には絶対してはならないし、それも仕事なのだ
そんな「お客様は神様ではない」と言う考えの奴が普通の客商売をするとあまりにも価値観が違いすぎて失敗する
去年のことだったけどイベント運営などが何もかも嫌になって、普通にM乃家でバイトしていた時のことでした
2~3か月ぐらい不満はありながらもそこでバイトをしていて朝4時ぐらいに酒飲んでる団体客が来たのだった
ビールを何人かが頼み、それを持って行った時誰に置いたらいいのかわからない状況になった
酔ってるからだろうけど、そこの客「ここだよ、空気読めよ」と言った
その事にスイッチが入ってしまい「はいはい、すいませんでした」と面倒臭そうに返すと癇に障ってつっかかってきたので「すいませんでした」と声だけでかく全く謝っていないトーンで言ってしまった
「やっちゃった」とは思ったが時すでに遅し、向こうはかなりキレている
その事態を見て50代のバイトリーダーのおっさんがへこへこ謝っていたらさらにこんなことを言ってきたのだ
俺に対して「その汚れたエプロンなんだよ」と言ってきた
揚げ物の衣をつける作業をしていたので汚れていた、もうただの難癖である
「こういう奴にへこへこするからつけあがるんだよ」と思った
キッチンから包丁持ってきてこいつの足に刺そうかな、と思ったしもう自分からは頭を下げる気は一切なかった
「こんなカスに頭を下げたくない」という空気が俺から出ていたのを察して俺を事務所に引っ込めて着替えさせた
着替えて帰ってきて何も関わりたくないと思いながらキッチンに引っ込むと、そのバイトリーダーがこう言ってきた
「納得いかないだろうけど頭下げろ、納得して帰ってもらってまた来てもらってお金払ってもらうために頭下げるんだよ、心の中で舌出してりゃいいんだよ」と言ってきた
それを聞いて俺が思ったことは
「冗談じゃねえよ、こんな奴に二度と来てほしくねえよ、こういう奴を切ったらまともな客がもっと増えるよ」
「ヘコヘコして情けない奴だな、息子や娘に何一つ尊敬されてないんだろうな、あんな難癖に頭下げ続けるなんて」
と思った。
悪い客を切ることで売り上げが上がることもある。それがわからずに目先のクレームにビビッてる様がかなり情けなく感じた、そしてこう思った
「これが社会なら俺は働くことに向いてないな」
そのバイトは速攻やめた。
時給を全く上げないケチぶりにも嫌気がさしていたし、使い捨てだな感もかなりあったので
そしてイベンター業に戻ることにした
とはいえまだバイト無しでは目途が立たなかったので人と関わらないタイプの日払いバイトをしていたが
2~3か月でいろいろ重なった結果運良くバイトをしなくても食べれるぐらいにはなった
売り上げが落ちた時少しバイトを入れたりもしているがそんなに切羽詰まってバイトしなきゃいけないほどではない
この件で思ったこと
「人間に頭は下げてもゴキブリには頭を下げるな、そんな客ならいらないって言え」
そんなこと思ってるやつが客を選ばないタイプの客商売などできるわけがない。
そもそも神様は超能力でもなきゃわからないような「空気読め」と言う愚かな言葉は言わない
神様は理にかなわないクレームは言わないのである