どの差分ツールを使ってますか
"MathML Core"は現在草案なので、読んでいる途中で新しいものに更新されていきます。また、"MathML Media-type Declarations"はMathML3仕様書から切り出されたものです。
これらを読む場合、新旧のテキストデータを比較できる差分ツールが便利です。筆者が使っている差分ツールを紹介したいと思います。
WinMerge
WinMergeは、Windowsで動くフリーソフトで、一般的に利用されている差分ツールです。ファイル単位で比較することができます。WinMergeは、https://winmergejp.bitbucket.io/からダウンロードすることができます。
ただ、章の順番が変わっていたりすると、章の内容を比較することは困難です。なぜなら、章全部が削除され、新しい章が追加されたように認識されるからです。そのような場合テキストデータを打ち込んで比較できるdiffが便利です。
diff
diffは、インターネット上で動く差分ツールです。利用する場合は、https://difff.jp/にアクセスします。
テキストデータを打ち込んで比較します。そのため、手動で探すのは大変ですが、順番が変わった章のテキストデータを打ち込むことで、変更された部分を確認することができます。
筆者の感触
筆者の使ってみた感触としては、ファイル全体の変更点を確認する場合はWinMergeが、細かい中身の変更点を確認する場合はdiffが便利だと感じて使い分けています。