夫が話を聞いてくれない意外な理由と目から鱗の解決方法
夫が話を聞いてくれないとお悩みの方はおられますか?それ、実は私も過去そうでした。
でも理由がわかると、対策もしようがあります。
「夫の性格のせい」ということは一旦置いておいて、このようにしてみることがおススメです。
私の夫が話を聞いてくれないものを性格のせいとは思っていませんか?
夫が話を聞いてくれない原因
今まではよく男性脳とか女性脳とかいわれてきましたが、実は男性と女性の脳の性差がないことが最近判明しています。これは、NHKのジェンダーサイエンスでも放送されました。
文化的に「子育て」をする立場にあった女性はそのコミュニティーの中で「共感」を必要とする環境に置かれました。
子供の話を傾聴する、集団の中でうまくやっていき、解決していく、というスキルはそういった中で育てられていったのです。
他方、長年「外で働く」ということを環境的に強いられてきた男性は、職場での話はほぼ「問題解決」になります。大変だったことや困難に「共感する」よりも、「どうやって解決するのか」を要求されていったのです。
そのため、女性が自分の辛い話をしたときも「それは大変だったね」という言葉よりも「そういう時は~」といった解決方法の提示がありイライラさせられてしまうのです。
今は働く女性が多いですよね。そういった方は職場では「結論から話せ」とか「要点をまとめろ」とか言われることも多いかと思います。
そうすると共感を必要とする場面と情報を伝える場面とでコミュニケーションを使い分けていることになります。
夫も怒り出す妻に対して困っている
他方、私たちは男性からのお悩み相談にものっています。その中で言われるのは「こちらとしては一生懸命話を聞いているのに突然妻が怒り出す」ということです。
彼らが実際に言ったことは
さて、これを読んだ女性の方はどう思われますでしょうか?心当たりはありますか?
男性の方はこの内容を読まれてどう思われるでしょうか?
この問題を解決するには
夫に話を聞いて欲しい人にはまず最初に「話をただ聞いて共感して欲しい」のか、「解決方法を考えて欲しい」のかをよく考えて、話す前に伝えてみましょう。
「しんどいことがあって話すんだけど、聞いてくれるだけで楽になるのでただ話を最後まで意見を言わずに黙って聞いて欲しい」
とできるだけ具体的に話してみましょう。そうすると、夫も何をしたらよいか理解できますし、「どうしたらよいかわかりません」という彼の悩みも解決されます。
そして、聞いてもらう中で「ん?この聞き方なんか嫌だ」と思うことがあればその内容を伝えましょう。ただし、伝えるタイミングと伝え方の工夫は必要です。
まず、一通り話を聞いてくれたことについては
「聞いてくれてありがとう」
といったお礼は大切です。不満が残ったとしてもそちらは伝えましょう。
そしてもし改善点があるのであれば
「次はもっと~してくれたら嬉しい」
と伝えてみると改善してくれやすくなります。
人は自分がやったことについてお礼を言われると、次の要求も「やってあげよう」という気持ちになります。
ただ相手を「批判」していても何もなりません。根気強く相手を「育てる」気持ちも必要になります。
批判をすると夫婦喧嘩の原因にもなるので気を付けてください。
またあなたのこの「もっと~して欲しい」、という~の部分もできるだけ具体的に伝えてみましょう。
「聞いてるのか聞いてないのかわからない!」とただ怒って相手を責めても相手は困ってしまいますし、「話を聞く」という事に対して苦痛の気持ちが出てきます。
「話を聞きながら『そうなんだね』とところどころ相槌を打って欲しい」と伝えても良いでしょう。
「話を聞いて欲しい」場合はタイミングも大切
残念ながら人は「自分の景色」しか見えていません。朝バタバタしている時や、パートナーが忙しい時に話を聞いて欲しいと思ってもなかなか難しいでしょう。
できればオフの日や夕食をゆったりと取っているときに話をするのがおススメです。
もしくは雑談する曜日や時間を決めておくのもおススメです。
「話を聞く」というのは意外に高度な技術が必要
私はカウンセラーをしていますが、「話を聞く」というのは経験が必要です。
相談をされてアドバイスをするとしても、そのアドバイスを採用するのは相談者だからです。
また相談者が「背中を押してほしい」「話している中で整理したい」という場合もあります。
カウンセラーの場合は話を聞きながら「相談者が今一番カウンセラーに求めていることは何か」ということに意識を集中しますのでとても神経を使います。
家庭内での会話でも実は話し手が聞き手に求めていることは同じことです。しかし、実際にそういったスキルは訓練を繰り返す中で習得されていくものなので、パートナーにいきなり話を「自分が満足するように」聞いてもらうというのはかなり要求として高いものだと知ってください。
逆にあなたが話を聞く立場になり、パートナーや親、子供の話をカウンセラーのように聞けるかというとかなり大変なことかもしれません。
話を聞いてもらうのはめんどくさい!?
ここまでのことを聞いて「え?たかだか話を来てもらうのにそんなめんどくしことしなければいけないの?」と思った方には朗報です。
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こちらは更年期世代である40代~使えるものです。
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「夫と話をするとイライラする」のはどうやらウチだけではないらしい▼