更年期にメンタル不調を抱える人は約9割。不調になる人の特徴と対策
日本でも更年期にメンタルの不調を抱える方がおられ、当社サービスをご利用される方はそういった方が多いのですが共通する特徴があります。
それは
「他人からの批判に弱い」
ということです。
こんなことをしたら人にどのように思われるか、こんなことをしたら相手はどう思うか、など常に軸が「相手」にあるため、心のどこかで「周囲の何か」におびえておられるのです。
こんな気持ちを抱えておられませんか?
1.上司に怒られたくない
2.家族や友人に文句を言われたくない
3.客先にクレームされたくない
4.SNSで炎上したくない
そして批判ではないけれど
5.パートナーに頼みごとを断られると否定された気持ちになる
という方も多いです。
こういった方々の特徴としては
批判=自分そのものの評価の低下
に結びついています。
どんな人も欠点のない人はいません。ミスをします。
でも批判に弱い人は、他にも良いところが沢山あっても欠点やミスは自分の一部として捉えることができず、自分の「全体の評価」につなげてしまいやすいのです。
更年期の落ち込み対策
では私が批判に対して強かったかと言うと、決してそうではありません。失敗をすると長く引きずっていましたし、どうしたら批判されないか、という事を考えて仕事やママ業をしていた時期が長くありました。
しかし、心理学を勉強していく中でいかに批判に対して強くなるかと言うトレーニングを積むと、批判に対してはかなり強くなりましたし、批判に強くなるとメンタル面でとても自由になりました。
では今日は訓練の一部をご紹介します。
批判には種類があることを知り、分類してみる
批判に飲み込まれて落ち込む前に、まず批判って何?っていうことから理解してみましょう。敵を知れば対策はわかります。
実は批判には4種類あるのをご存じでしょうか?
今日はその4つについて簡単にご説明します。
1.非言語的批判
・言葉ではなく、それ以外の方法での批判
例:舌打ち・無視・横柄な態度・ドアをバタンと閉める、など
2.間接的批判
・表面的には肯定しているようだが、実は批判している
・いわゆる嫌味
例:すごいね!この書類小学校1年生のような出来だね!
3.敵対的批判
・全面的な批判
・人格を否定するような批判
例:あなたは何をやらしてもだめだ
など
4.直接的批判
・もっともよい批判
・ストレートに相手の間違いを指摘
例:改善のために直接批判してくること
このように批判については4つの分類がありますが、まずこの分類を客観的にできるような訓練をすることがおススメです。
例えば周りの人が誰かに怒られていたら「これはどんな種類の批判かな」と思うのです。そして、分類してみましょう。
さて、この中で「良い批判」は何番だと思いますか?
これはずばり4.の直接的批判です。それ以外の批判をしてくる人については、指摘するかは別として批判そのものにも問題があることがわかりますよね。
また、批判の分類の練習はヤフーニュースのコメントなどを見て分類してみると良いかもしれません。
1.と2.の場合は、何の批判をされているかよくわからないと思うので、何について批判されているかを具体的に聞き出すしかないですね…。
聞き出してお断りされた場合はお手上げですが。カップルであればその辺の不満をきちんと言い合うことはルールにしておいた方が良いでしょう。
逆にそこをきちんと話してくれない相手であれば、距離を置いた方がよいでしょう。パートナーや家族などであればここの問題はきちんとクリアにしておきましょう。
また、自分が怒られている場面を想定し、その場面の批判の種類も分類してみるのもおススメです。
こんな場面はこのタイプ、など見分けられるようになると、批判を受けた時少し冷静になれますよ。
そうしないと、言い訳を考えたり、「どうしよう」とパニックになってしまいますよね。日々頭の中でシュミレーションしておくことは大切です。
何事も日々の訓練や準備が大切です。
次回は批判に強くなるための応用編をお話させていただきますね。
本日のお話が何かの参考になりましたら幸いです。
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