見出し画像

人生の軸のワークへの一連の質問と回答

こんにちは高本です。

先日、人生の軸のワークに関して読者さんから質問をいただきました。質問に対しては個人的に返信をして、何度かやり取りしたのですが、その中でブログでマニュアル的に公開してるものより、具体的な考え方・やり方の話が出たので、共有しておきます。ちょうど同じところで詰まってる場合は、非常に参考になるかと思います。

以下、質問内容と僕の回答になりますが、質問の部分に関しては多少ぼかしてる部分もあります。僕の回答の方は、基本そのまんまですが多少見出しを付けたりなどの編集はしました。


質問(要約)

「今年に入ってから仕事以外で特に目標とかとかもなく、人生の軸は何だろう?とずっと探しているけど、何も見えなくて、苦しいです。いただいたワークシートに取り組んでいますが、”統合”の部分でずっと手が止まっておりまして。。ワークシートで統合した例などありませんでしょうか。」


返信(グラフの傾きの変化に着目するのが一番やりやすいという話)

こんにちは高本です。

Kさん(仮)、はじめまして。
いつも見ていただいてありがとうございます。

人生の軸が分からない時って本当にしんどいですよね。
統合の例については僕がやったときの話になりますが、ブログの内容よりもう少し詳細にまとめて夕方ごろにお送りしますね。

その間にワンポイント的なアドバイスで言うと、ワークシートではいくつかの考え方を紹介したりしてたんですが、一番シンプルにやると、グラフを描いてその傾きが変化する時期の当時の生活もしくはその周辺で起きたイベントに注目するのがいいと思います。山のでかさはどうでもよくて、少しでもあの時期よかったよくなかったっていうのを全部グラフに書いて、その違いと共通点を洗い出していくイメージですかね。


グラフの山の部分の話(文理選択、浪人、楽器)

僕で言うと、高校3年間同じクラスなんですが、一年の終わりの文理選択のときに仲の良かった友達5人全員文系を選んで、そこで友達と離れることがめっちゃ不安で抵抗があったんですが、でも宇宙とか興味あったので理系を選んだんですよね。で、結局その後は授業も面白いしで、ふわっとエネルギーとか充実度が高まるんですよね。

もう一個は浪人を選択した時で、これも周りで浪人するって明言してる人がいなくて、当時の僕の感覚としてはクラスどころか日本中の同級生全員横並びで未来に向かって歩いていってる中で、自分一人だけ取り残される感覚があって、周回遅れみたいな感覚で不安だし怖い気持ちもあったんですけど、でもその大学行きたいと思えなかったので、浪人してみて、結局志望校は落ちたんですけど、不合格が分かったときに、自分の中でやり切ったというか、人生の第二章というか、また新たなフェイズの始まりみたいな感じで、そこもエネルギー上がってた感覚があったんですよね。

あとはこれはブログでもちょこちょこ出てるんですけど、ずっと楽器は興味あったんですけど大昔に冗談で音痴やなって言われたところからなんか僕の中で、自分は音楽をやってはいけない人間だって言うのがずっとあって、大げさに言えば音楽に興味を持ってることを表明することすらだめだと思い込んでるぐらいの感じで、でもやりたいことが分からな過ぎてとりあえずもうやってみたれ、って思ってギターを買ってやってみたときにめっちゃ面白くてというか、そこに切り込んだ感覚が気持ちいいというか爽快というか解放感というかそういうのを感じていたなって思ったり。


グラフの谷の部分とそこを抜け出す感覚の話

逆に谷の方で言えば、小学生のころが一番楽しかったってこういう活動をやる前はずっと思っていて、それが中学高校でだんだん下がっていくんですけど、もっとこまかいのもあるんですけど、そういう体験を全部書きだして、振り返ったときに、僕の言葉で言えば、「自分がこっちに行きたい、こっちに進みたいって心では感じてるのに、それを理屈とか論理とか社会の要請(と勝手に思い込んでる)とかで、その行動を選択できてない時にエネルギーが爆下げする」逆に言えば、そういう内側から湧きだしたことに確実に飛び乗っていく、それさえできていれば自分の人生はもう大丈夫って思えてるんですよね。

最近で言えば、去年大学院2年生の時に宮古島に2回言ったんですけど、始めは一年生の終わりの2月頃に、友達に誘われて、それは6月頃に行くって話でした。で、その時に一瞬思ったのは、その時期は研究でもう一番忙しくなっていく頃で、ゼミも3つぐらいあって、しかも学部の1,2年生に授業とか課題のアドバイスをするバイトもやっていて、その辺全部休んで大丈夫なんかな、とか、連絡するの大変やな、とか、そもそもその予定すら全く分かってない、という状況だったんですが、でも僕の中ではめっちゃ行きたい、これに飛び乗ればもっとおもろいことが巻き起こってくるって、これまでのデータでもう死ぬほどわかってるんですよね。だからこれを即答で「いけるで!」っていうんですけど、だから僕の中ではこういう感覚がすごく大事で。これで統合のイメージが伝わるかまたちょっと難しいんですが、どうでしょうか笑


共通点を探すときの切り口のヒント

あとはこうやって山とか谷付近のイベントを考えるって言うのをベースに、その共通点を洗い出すヒントとして例えば好きな大人ってどういう人かな、とかを使うのがいいかなって思います。僕は高校の数学の先生が好きだったんですが、その人は体育終わりでみんな着替えでバタバタしてると、「ゆっくり着替えてええからなー」って言ってくれたり、授業も指定の教科書じゃなくて参考書を持ってきて、そこから一問を選んで、その問題を解く中でその単元を教えてくれたりしていました。で、こういうのも抽象化した時に、僕は「そうするものだと決まってるから」ではなくて、その時々、そのシチュエーションに合わせて、自分で考えて動ける人にひかれるのかなって思ったりしました。これも自分の感覚を大事にするってことだったりしますよね。こういう要素をヒントにすると、山や谷の共通点を掴みやすくなるかなと思います。というか僕はそういうやり方をしていました。

とりあえず今ぱっと思いついたのをダッシュで書いたので、文章がめちゃくちゃなんですが笑、もう少し整理して今日中にお送りするのでちょっとだけお待ちいただきたいです。あと、もしお時間あるようでしたら今週にでも通話してもいいかもしれないですね。なかなかマニュアル的に出来にくい部分だったりもするので今回のを読んで頂いたうえでまだ難しそうだったらそういう選択肢もあるのでまた言ってもらえればと思います。ひとまずはこんなかんじでしょうか。質問などもいつでも大丈夫ですので笑

追加の返信
(グラフの傾きが変わる付近のイベントを統合するニュアンス)

ここから先は

15,292字 / 1画像

¥ 100

期間限定!PayPayで支払うと抽選でお得

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?