「私の名前は姓名判断で良くないのですが大丈夫でしょうか?」という疑問にたいする私の考え
アトリエタカミのHPに「赤ちゃんの名付け」についての記事を掲載していまして、そこで名付けの重要さについて書きましたが、赤ちゃんのみならず大人の方からも「姓名判断をやって欲しい」というご依頼を頂くことがあります。
名前には生き方に関するメッセージが隠されていると考えます。姓名判断を元に建設的な自己分析をしてみたり、進路や生き方を考えるきっかけとしてもらえたらと考えています。
そして、そうしたご依頼を受けるたびに多いのが「私の名前は以前に姓名判断で良くない画数があるといわれたのですが大丈夫でしょうか?」というご相談です。
まず、結論から言うと姓名判断で画数の「吉凶」を前提にするのはとても良くないことだと思います。
姓名判断というのは名前の中(主として)5箇所の画数と漢字の意味を総合して読み解く方法です。
姓名判断を料理に例えるならば画数は「材料」と考えます。「材料」の組み合わせ次第で料理はまるっきり変わってきます。じゃかいも、にんじん、お肉にスパイス類を加えたらカレーに、赤ワインやトマトを加えたらシチューになります。なにが言いたいかというと組み合わせでまったく名前の持つ意味は変わってくるところに姓名判断の妙があります。
また、「姓名判断では13画が吉のようだ」ということで13画が数カ所入った名前をつけたとします。どういう生き方をするのかにもよりますが、同じ画数が多いと一本気な名前となってしまう面があります。
画数のバランスは組み合わせによって、どのような個性が宿るのかを考えるのが赤ちゃんの名付けをする上で一番気を使う作業です。
ご自身やご家族の名前を市販の姓名判断の本で読んで、もし「凶数」とされる画数が入っていたとしても悲観する必要はありません。個性には良し悪しはないからです。その証拠にテレビに出ている人でも政治家でも漫画家でも誰でも良いのでランダムに数人を選んで(特にその人達の本名を)姓名判断をしてみると、「凶数」と呼ばれる画数を持った人が社会的に認知度を得ていたり成功していたりするケースが少なくありません。
さて、姓名判断の持つ役割というのは名前を偏差値みたいに(愚かにも)点数をつけたり、吉凶で格差をつけたりすることでないと考えます。名前の持つ意味や個性についてのリーディング受けて、ご自身の名前に深い慈しみを感じて頂けたらと思います。くわえて、そこから人生のヒントみたいなものも感じ取ってもらえたら何よりです。
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