名前の吉数凶数とは？ 姓名判断・赤ちゃんの名付けで大事なこと
赤ちゃんの名前・名付けで多くの方が注目をされるのは「吉数か凶数か」についてです。親や保護者として、お子さんに良い画数の名前をつけたいという願いは当然のことと思います。その一方で、「画数の良し、悪し」って何？という疑問があります。
巷の本屋さんで姓名判断や赤ちゃんの名付けに関する本を手にとってみると、かなりの確率で画数毎に吉か凶が明記されています。例えば、１３５６７８が吉数で、２４９は凶数といったところが定番なのではないでしょうか。筆者はこうした「吉凶」の区別はあまり意味がないのではないか、と考えている一人です。
姓名判断で画数や字の意味をリーディングするのは、名前に込められた意味や個性を探るという役割が主であると考えます。ところが、おみくじよろしくの吉凶に二分してしまうと、名前に込められた個性を軽視してしまう態度につながります。
吉凶がはっきりしているとわかりやすいです。本を売る上ではその方がビジネスとしては良いのでしょうが、人生で最初の贈り物である名前を考えるためには吉凶にはこだわりすぎない方が良いです。名前の持つ「個性」に目を向けるのが最も大事な姿勢だと考えます。
また、「吉凶」の区切りは誰が決めたのでしょうか。例えば、勉強が苦手かもしれないけれど朗らかな性格、読書に熱中して好きなことを追求する性格、友達を大事にして信念の強い性格、賢くビジネスを追求する性格……と様々な個性を持った人たちが世の中にいて、それら性格に吉凶や優劣をつけられるでしょうか。
筆者の「名前候補鑑定」では赤ちゃんの命名・名付けにあたって、他の姓名判断では見逃されがちな「個性」にフォーカスして名前の個性や意味を重点的に説明しています。「もっと名前の意味を知りたい」「名付けをしっかりとやりたい」という方にはびったりだと思います。もちろん、名付けた後でも改めてお子さんの名前の意味を知りたいという方にもおすすめです。
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