【車中泊旅2024夏7/2~】7/9 Day8:大雨の鳥取県米子。牛骨ラーメンと皆生(かいけ)温泉で作った温泉卵が心の癒し
天気予報では今週は梅雨ど真ん中で絶不調。特に今日は豪雨が降る予報となりました。
週に一度はコインランドリーに行く予定にしているのですが、天気が悪い日が洗濯に当たるとラッキーな気はしますね。洗濯の他は作業。お昼に牛骨ラーメンを食べる事くらいが観光っぽい一日かな。
とか思っていたら、お風呂が温泉で、温泉卵を作る設備があり、そこで作った温泉卵でぶっかけうどんの夕食となったので、〆は以外に観光気分で終われました。
〇コインランドリー
朝7時に訪れたコインランドリー。ここの数日雨続き、かつここが24時間営業なのが相まって、早朝から多くの機械がクルクルとよく働いているのに驚きました。最近はこういう旅の生活をしているので感じるのですが、200円20分で大量の洗濯物があっという間に乾燥できるのって素晴らしいですよ。働いている時も、もっと利用しても良かったなぁと感じます。
大抵の人は一度洗濯物を機械に入れたら、一度ここを離れて時間になったら戻ってきます。私たちのように張り付きでランドリーで待つ人はいません。私たちは待ちながらNHKの朝ドラを見て時間を過ごしました。こういうのを見ているとあっという間に時間が過ぎるものですね。
〇マックで作業
今日は本当に土砂降り。朝マックをしながら作業してランチをするために店を出ようとしたら、壮絶に雨が降っていました。するとマクドナルドで働いている女性が、入口からお客さんの車まで傘をさしかけてくれるサービスを行ってくれていました。
雨の日は車の中に入る瞬間、傘を閉じる僅かな時間で雨に濡れます。今日のような土砂降りの時は、そんな僅かな時間でも他の人が傘をさしてくれていたら非常に有難い。お店の方針なのか、彼女の自発的な親切なのかわかりませんが、素晴らしいサービスだと思いました。
〇牛骨ラーメン
米子駅。駅舎の左手にある「味の名店街」とかかれたアーケードの入り口にある「ラーメン大和」に入りました。横一並びに座るカウンター越しに厨房があり、男性一人のオペレーションで切り盛りするお店でした。斜め後ろのテレビではNHK朝の連続テレビ小説「まっさん」を放送。お店の雰囲気もレトロだし、本当に少し過去にスリップしたような気分になるお店でした。
無骨な50代くらいのご主人。このご主人に「あのー、ラーメンって全部牛骨ですか?」と聞いてご主人に「牛骨って書いてあるでしょ」と言われてしまったというコメントをSNSで見ました。確かにメニューには「すべて牛骨スープです」と書かれているのですが、メニューの中に「とんこつラーメン」っていうのがあって、やっぱり少し確認してみたくなるよなぁと思ったら口角が上がってしまうのでした。
私たちの後から一人客が二人。計4人で黙ってもくもくとラーメンをすすりました。
牛骨は少し牛の甘みを感じる味わいで、コンソメスープと同じ味なので高級な気がします。魚が入っていないラーメンを久しぶりに食べたので、非常に珍しくて美味しく感じられました。黄色がかった中太の卵麺はスープと背脂がよく絡みます。麺もまた美味しかったです。
牛骨ラーメンは鳥取名物と言われますが、本場は中部から西部にかけてなんだそうです。まずまずの本場の地域で食べられてよかったです。
〇皆生(かいけ)温泉は本物の温泉。温泉卵もできちゃう
皆生温泉、泉質はナトリウム、カルシウム塩化物泉(含塩化土類)の食塩泉だそうです。こちらの大浴場は源泉かけ流しではなくリサイクル温泉だと書いている人がいましたが、入浴料金450円でこの泉質なら満足です。シャンプー、リンス、ボディソープはありませんので注意。
温泉を出た所に自分で持ってきた卵をつけて温泉卵をつくれる場所があります。事前に夫が調べてくれていたので、我々は卵持参で行き温泉卵を作って帰りました。
10円で紙コップを買って飲泉もできましたので試しました。お昼の牛骨の背脂が急にお腹の中で消化されていく感覚。こちらの飲泉は効き目があると思います。
〇雨の夜にぴったりな自炊メニュー「温玉ぶっかけうどん」
夜になっても雨がやみません。小雨を見計らって車内のベッドメーキングを済ませ、今日は車内で簡単に夕飯。先ほど温泉で作った温泉卵を茹でうどんの上に乗せて、上からうどん汁をかけてできあがり。
温泉卵には温泉成分から入ったいい塩梅の塩味がついていて、心なしか普通の卵よりも旨味が濃くなっている!胡椒をかけたら和風カルボナーラと言えなくもない料理になりました。簡単で美味しいキャンプ飯。温泉卵ができる温泉近くに来たら、おススメのメニューです。
明日は鳥取市に向かって移動の日。道中にたくさんある道の駅を冷やかしながら車の旅となります。