【車中泊旅2024夏7/2~】7/2 Day1:香川で讃岐うどん、瀬戸大橋の岡山側下津井・児島・鷲羽山
今日から【車中泊2024夏】始動です。梅雨真っ只中の今日は、朝からザンザンと雨が降ったり止んだりですが、そんな事はうどんには関係ない!
ってことで、まずはご機嫌な「朝ラー」ならぬ「朝う」から開始した初日の様子をご報告。
〇いわゆる「女麺」の一福は、かなり私好み
朝10時開店の一福。10時5分に二組目として入店したのですが、10分後にはすでに14名が着席して、その後もぽつぽつと人が入ってっ来るという人気店でした。
各メニュー1玉、2玉、3玉まであります。1玉の量が通常のお店より多いと思います。かけの温かいのを注文したら、熱々のだしとたっぷりの麺が丼の縁からあふれんばかりに盛られてやってきました。
まず出汁を一口。全く醤油を使っていないと思われる薄っすら黄色がかったお汁でした。イリコが嫌味ない程度に香り、甘さが全くないお汁。卓上にはうどん用醤油が置いてあるので好みで入れる事ができます。
麺は細目。口当たりはもっちりと柔らかいのですが、噛みしめるとかなりの弾力があってコシが強いタイプです。いわゆる「女麺」といわれるタイプです。この麺はかなり自分の好みですね。
天ぷらは野菜、鶏、かき揚げ数種類。鶏は胸肉ではなくモモ肉だったのが少し残念。「朝う」では、さっぱりとした胸肉が食べたかったです。とはいえ、揚げたての熱々で、頬張るとバリっと音を立てる衣の鶏天は、すこぶる美味しかったです。
他にエビかき揚げも食べました。本当にエビだけで作られているかき揚げで、バリッバリに固く上げられて香ばしい味わいでした。
麺も、出汁も、天ぷらも、全て美味しいお店。接客明るくて感じがよかったです。さすが「食べログ うどん百名店」に何回も名前を連ねているだけあります。ぜひまた、訪れたいです。
〇1990年に廃線となった下津井電鉄の下津井駅跡
瀬戸大橋を岡山側へ渡った足元のエリアは岡山県倉敷市の下津井という地名になります。ここには鷲羽山という133mの山、下津井漁港などがあり、1990年までは児島という駅から6.3kmの私鉄「下津井電鉄」が走っていたそうです。
下津井電鉄の終着駅「下津井駅」が今は「下津井駅跡」という観光スポットになっているというので、行ってきました。
今でも残っているプラットフォームには「しもついえき」と書かれた駅名の看板が残っていました。プラットフォームの隣の操車場には、1両編成のカラフルな車両が何台か展示されています。駅名の看板も残された車両も、少し塗料がはがれている具合が、なんともノスタルジックな雰囲気を出していました。晴れてお花でも咲いていたら、もっと良かったでしょう。
プラットフォームに飾られた写真や駅隣にある「小さなてつどう館」に飾られた写真は、かつての人のざわめきが聞こえてくるようなイキイキしたモノクロ写真でした。
廃線となっていますが、人々を支えてきたという歴史を紡いで、今でも人が訪れる場所。人としての生き方を教えてもらっているような気がしました。
〇児島のスーパーマーケットで日常
下津井には北前船との交易で栄えた通りがあります。その一角に「むかし下津井海鮮問屋」という歴史博物館があって見学しようとしました。しかし、本日火曜日は定休日。下津井とれとれ鮮魚市も土日のみ営業なので本日は定休日。
2つの観光スポットにふられて時間ができたので、電源のあるスーパーマーケットのイートインコーナーで作業させてもらう事にしました。
滞在は2時間までと書かれているので2時間ほど。写真整理、今日の日誌、動画編集などやる事は満載で2時間はあっという間ですが、少しは進みました。
〇快活クラブでシャワー
児島には快活クラブがあるので、こちらでシャワータイム。平日の夕方ですが駐車場には車がたくさん。皆さん、いろんな用途でここを利用されているんですね。
二人で500円以下でシャワーが浴びられてさっぱり。助かりました。
〇鷲羽山展望台駐車場
本日の停車場は瀬戸大橋を見下ろせる鷲羽山。駐車場から橋の真上に至るまで6カ所の展望ポイントがありました。夕方に駐車場に到着したので、今回は一番近い第二展望台のみ訪れてみました。第二展望台の眺望、素晴しい!
岡山側の橋の付け根からずーっと遠く四国に至るまでを一望できます。巨大な橋、海に浮かぶ児島、穏やかな海面、時折通る船達。まるで雄大な一幅の絵画を堪能しているかのような気分になります。
レストランと土産物屋のレストハウスもあり、1階の喫茶ルームや3階の無料休憩所ではクーラーの効いた室内から橋を堪能できるようになっていました。
瀬戸大橋の香川県側、来栖海峡大橋の香川側、尾道からの大橋など瀬戸大橋としまなみ海道大橋をいくつかのポイントから見て来ましたが、鷲羽山展望台からみる大橋の眺望は、いろんな意味でバランスが良くて今まで見た中ではナンバーワンだと思いました。
〇自炊夏バージョン
今日の夕飯は火を使わない、油を使わない。簡単夏キャンプ飯を作ってみました。以下の手順。超簡単、超さっぱりで、出汁の旨味があるので、それなりに満足度も高い。夏はこのバージョンで横展開していこうと思います。
ー茹でうどんにぶっかけうどん出汁をかけて麺をほぐす
ー人参、キュウリ、ピーマンを切って麺にまぶす
ー出汁を追加でかけてできあがり
今日は少しマニアックな場所に観光でした。明日はメジャー観光地、倉敷に行きます。
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