【車中泊旅2024春5/15~】5/30 Day16:福岡県北九州市は有名観光スポット目白押しの場所でした。小倉城、旦過市場、門司港レトロと大忙し。
本日の観光場所。名前を聞いた事がありましたが、これら全てが同じ北九州市にあるという認識はありませんでした。北九州市って広いんですね。
さて、本日はオール北九州市。
滞在していた駐車場が朝7時まで800円という料金だったので6時半過ぎに出発。福岡天神から小倉城までは車で1時間ちょっと。お城がオープンするのは朝9時。おいおい、オープン1.5時間前に到着してまうではないか!
ということで、我らが救世主のマクドナルドに立ち寄って朝マックをしながらPC作業で有意義な時間を過ごしました。
〇「小倉城は日本一面白い城」のキャッチコピーを検証!
まずは小倉城のざっくりした歴史を2階の展示で知る。
戦国末期1569年に毛利氏によって築城。しかし、1600年に関ケ原の戦いで功を成した細川氏が入城。その後、細川氏が熊本に転封となったので、1632年以降は小笠原家による治世が続いたという。
幕末期は長州藩と闘いましたが劣勢となり1866年に自ら城に火を放って後退。
1959年に市民の手によって天守が再建。
ということで、天守はエレベーター付きの近代的な作りで最上階はなんとカフェになっている。途中は城の歴史、文化的な遺産の展示物もありますが、訪問者がインタラクティブに城と遊べるポイントが他の城より多くなっています。これが「小倉城は日本で一番面白い城」というコピーの由縁でしょうね。
インタラクティブな事
・蝋人形の武士たちと立ち混じって軍部会議に出席しているような写真が撮影できる
・殿と姫の衣装を着て撮影できる
・機械の馬に乗ってCGゲームで流鏑馬体験
・木刀を構える宮本武蔵の人形に相対して、佐々木小次郎気分で撮影できる
など。
流鏑馬ゲームが一番楽しかったです。
〇旦過市場
大正時代頃、川からの荷物を揚げていた場所に店が集まるようになってできてきたようです。
各店舗の間口は狭いと2mくらいで、奥行きもそんなにはない。そうした店舗が人3人がようよう横並びできるくらいの通路のアーケードにずらーっと並んでいました。八百屋、魚屋、肉屋、甘味処、食堂と並んでいて、観光客だけでなく地元の方もそこそこ買い物に来ていて、本当に生活のための市場だという感じが良かったです。
お目当ては老舗食堂のごぼう天うどん。薄切りにした長いごぼうをぐるぐる巻にして豪快に揚げた天ぷらは、サクッとしてとても美味しかったです。うどんはまぁ普通かな。香川県からやってきた我々としては、甘く煮つけたごぼうの煮物を天ぷらにした香川版よりは九州のごぼう天が好み。出汁はどちらも魚の旨味がきいていて旨し。うどんは申し訳ないが、香川の圧勝という結論でした。
〇門司港レトロエリアの散策
門司港は1889年に開港して長らく国際貿易港として栄えました。門司港レトロエリアとは、明治から昭和初期にこの地区に建てられた建物を修復・復元した場所だそうです。
南は門司港駅から遊覧船が発着する小さな港を経て、北は国際有効記念図書館あたりまで250m四方に渡っており、門司港レトロエリアは2時間程で散策できました。
多くの飲食店がおススメしているのは「焼きカレー」。カレーの上にチーズを乗せてオーブンで焼いてあるようなビジュアルです。あまりにどのお店でもおススメしているので、逆に食指が動かなくなる天邪鬼な私達。なので食べていません。
夜の食材を求めて、栄町銀天街を訪ねましたが午前中に訪れた旦過市場の活気と比べるとシャッター街化していて残念でした。しかし中で一軒、気になるカレーのお店をみつけました。SPADE CAFEというスパイスカレーのお店で、店の外に掲げたメニューに「焼きカレーとカツカレーはおいていません」。勝手ながら「皆とは違う個性で街を盛り上げようぜ!」と拳をあげているメッセージだと感じました。
〇今宵の宿泊場所と自炊
今宵は関門橋のふもとの広場駐車場で一泊。駐車場から少し歩くと雄大な橋の全容が見える場所でした。ノーフォーク広場と言います。
九州と本州がこんなに近いとは驚きました。
門司港レトロ界隈散策のついでに、スーパーマーケット「ハローデイ 門司港店」に立ち寄り、新鮮な長崎産のアジの刺身を買いました。
これが、凄くもの凄く美味しい。脂が乗っていて臭みがなくて新鮮。近いからでしょうね。
自炊は、鯖醤油缶とトマト缶、ニンニクと唐辛子を使った「ペペロンうどん 鯖缶醤油味トマト煮 ズッキーニ入り」。ペペロンうどんの日々は続く。
明日は関門大橋を渡って、いよいよ本州入りです。