【車中泊旅2024春5/15~】6/12 Day29:しまなみ街道ドライブ、大三島から伯方島、大島。シーフードBBQの夢破れて、亀老山展望公園でまったりな一日
今日の目標はしまなみ海道最後の夜を眺めの良い展望ポイントで車中泊する事。今朝滞在している場所の大三島からは伯方島の道の駅に立ち寄ったとしても、とても近い場所なので時間が余りそう。
それではと、大三島の道の駅「よしうみいきいき館」でやっているシーフードBBQをやってみようじゃないかと思い立ちました。ではまず、伯方島の道の駅から行ってみよう!
〇伯方島:道の駅 伯方S・Cパーク
伯方島。全国にその名が轟いている割には面積の小さな島でした。道の駅は鮮魚や野菜などは売られておらず、伯方の塩を使ったお土産品と食事をひたすら置いているのが特徴的でした。
伯方の塩を使ったアイス、ラーメンなどなかなか美味しそうです。
〇大島:道の駅「よしうみいきいき館」BBQの夢破れる
こちらの道の駅ではBBQ用の魚介類の販売をしていて、一人250円で炭火、七輪、調味料をセットで出してくれるという情報をネットで見ました。
それはいい!と私たちは手前のスーパーでかんぱちのカマと鶏モモ肉を買って、道の駅では貝類などを買うつもりで勇んで向かいました。
BBQの受付をしようとカウンターに行ったら「よそからの食品は持ち込まないでください」の文字。それではと売られている魚貝類を見たところ、生きている魚や貝は割高だし、リーズナブルなものは冷凍食品。250円だったBBQセットは今年の5月から500円と倍額に値上がりしていました。ここだけを目標に来ていたら、それでもBBQして帰ったかもしれません。
しかし、そもそもBBQはそんなにする気もありませんでした。しかも1週間前の山口県の仙崎の道の駅「センザキッチン」で一人200円でBBQできて、売られている魚介類は冷凍していない生で鮮度もよくて安かったのを目撃してしまっている我々としては、ここでのBBQは承服しかねました。
すみません、キャンセルで。
ということで買ってしまった食材を抱えて、今夜の宿泊地「亀老山展望公園」へと向かったのでした。
〇亀老山展望公園からの絶景と隈研吾氏建築の展望台
駐車場から土産物屋の左側の小道を奥に歩いていくと、階段があり、その先が展望台です。
高いコンクリートの塀とボードウォークがあちこちの方向に張り出した展望台は、建築物としてもかっこいいものでした。さすが隈研吾作品。格好良さと展望台としての機能を兼ね備えている!
一番絵になる景色は、来島海峡にかかる来島大橋を見下ろす景色でしょうね。強くなってきた日差しに白銀に輝く橋が、緑の島や海の中でとても美しく見えました。
〇BBQの夢破れて、展望公園で自炊
道の駅でBBQを断念したため、ランチはこちらで自炊する事にしました。焼こうと思っていた鶏モモ肉とカンパチのアラはフライパンで調理。でき上がるまでに、ちらし寿司とお刺身でちょっと一杯。今日はもう運転しないから飲めちゃう。これは予期せぬ余禄でした。アラは炭火で水分を落としながら焼いたものに比べると全く肉質が異なる事を発見。魚焼き網で焼くと、身が柔らかくふっくらとして脂を多く感じますが、フライパンで焼くと身がプリプリと弾力を持っていて、水分を多く保っているせいか脂をそれ程感じません。好みは焼き網で焼いたものですが、こうした違いが出る発見は良かったですね。
こちらの売店の名物は「藻塩アイス」。アイスクリームに薪で火を入れて作ったという藻塩をかけてくれます。これが、めちゃくちゃ美味しかった。あまりに美味しかったので藻塩を買っちゃいました。天ぷら、焼肉、フライ。油との相性が抜群だそうです。
〇日暮れまでの時間の過ごし方
途中から木陰のある場所に車を移動し、椅子を出してパソコン作業。たまっていたnoteの記事を書いたり、メールチェックしたり。快適な木陰で事務作業が進められるのはノマドワーカー(ワークじゃないけど)の醍醐味ですね。
午後6時頃から徐々に海面がオレンジ色に染まってきます。夕日は大橋の向こうに落ちます。午後7時前からは見物場所を展望台に移して、壮大な夕焼けショーを30分程楽しみました。因みに夜のライトアップはありませんでした。
亀老山展望台からたっぷりと来栖海峡の景色を楽しんだ一日でした。
明日は来栖大橋を渡って今治に入ります。B級グルメの「焼豚玉子飯」がメインイベントの予定!