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僕の新PC組み立て記2「Alder Lake固有の問題に直面!」
そうと決まれば、とパーツをドスパラで注文。届いたら早速組み立て。
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今回購入したマザーボードは前のマシンに引き続きASRock製で、B660チップセットを搭載した「B660 Pro RS」という一番安価なものだ。ASRockといえば本来サポートしないものを独自の技術で無理やりに対応させたりした「変態マザーボード」で有名で、実際今まで使ってきたマザーボードが「Fatal1ty H87 Performance」という、「オーバークロックの出来るH87マザー」だった(といっても僕のはOC非対応のi5-4570を載せていたため性能を生かしきれず)けど、そんなASRockにしては変態要素が見当たらないまじめなマザーボードだ。チップセットの影響かやや拡張性に乏しいのが難点といえば難点だろう。まあ基本的なシステムを組むにはちょうどいいかもしれない。
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M.2スロットがPCIe 4.0なので性能を生かし切れないのは目に見えてるけど…。
M.2 SSDはまずシステム用を1枚だけ取り付けることにした。場所は3つあるうちの一番上のスロットで、CPUが直接制御するスロットだ。このスロットのみヒートシンクがついているので、一度ヒートシンクを外してから取り付ける必要がある。差し込んだら、ヒートシンクごとマザーボードにねじ止めする。
メインメモリは2番目と4番目のスロットに取り付けた。
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平常時2.5GHz・最大4.40GHzで、Alder Lakeの特徴であるハイブリッドコアでは
ないものの6コア12スレッド。グラフィック機能は非搭載。
現時点では最新のCPUなんだけど…。
SSD、メモリととんとん拍子に進んで次はいよいよCPUだ。レバーを上げてリテンショナーを開き、ピン折れがないかを確認してCPUを慎重に載せる。そしてリテンショナーを閉じ…ようとしたところでレバーがやけに固いことに気づく。固定金具がCPUのヒートスプレッダにかかっているけど、普通に考えたらまだ押さえ切れてないだろというところなのになかなか閉まらない。先に固定金具に付いていた保護カバーを外してもダメ。どういうことだろうかと調べてみると、どうもAlder Lake特有の問題のようで、無理に固定金具を閉じるとCPUのヒートスプレッダにひずみが生じるというもの。話には聞いていたけど、僕自身恥ずかしながら熱の問題だと思い込んで深刻に受け取っていなかった。実際にやってみて「これはCPU曲がるわ」と反省した次第。
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ここを無理にやるとCPUのヒートスプレッダが変形するようだ。
そこで一旦中断して、ネットで調べまくって仕事帰りに職場近くのナフコ(北九州のホームセンター)でポリカーボネイト製の小ねじを購入。それに付属しているワッシャーを4つ利用してリテンショナーを少し底上げ。そしてレバーを倒して固定する。レバーの固定に多少力は必要だったものの、前よりは楽になった。これで反り問題は低減されたと思いたい。固定金具はトルクスネジで固定されていたけど、以前にナフコで買った精密ドライバにちょうどいいのがあった。
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と、ここで作業は中断。実はYahoo!でCPUクーラーを注文していたのでそれが届くのを待っていたのだった。そんなわけで、次回はCPUクーラーの取り付けだ。