ようやく日本語対応になった上にドングルがいらなくなったSpectraLayers Pro 9!既存ユーザーのアップグレード方法とは
つい最近SpectraLayers Proを8にしたばかりなのに、1ヶ月もしないうちに最新バージョンである9がリリースされた。
いくつか新機能はあるけど、既存ユーザーとしては待望?の日本語化とドングルレス化が大きな目玉だろう。Cubase Pro 12に続いてSteinberg Keyを必要としないソフトになったわけだ。というか、MAGIX時代はドングルがいらなかった(ような)ので元のような感じに戻ったというだけか。
8にアップデート(Steinbergではバージョンアップをアップデートと呼ぶ)したばかりで購入するのも何だかなと思ったけど、SpectraLayers Proは新バージョンのリリース後2週間ほどはイントロセールで比較的安く手に入るので、とっとと購入した。もちろん8からのアップデートなのでそれを選択する。それ以前のバージョンだと価格が段階的に上がるから注意しよう。
購入後、ダウンロードアクセスコードの書かれたメールが届くので、Steinberg Download Assistantを開いてアクセスコードを入力する。すると、前回同様eLicense Control Centerが「ライセンスのアップグレード」を要求してくるので、画面に従ってライセンスのアップグレードを済ませる。ここでの注意点は、ドングルはPCに挿しておかないといけないこと。そうでないとライセンスのアップグレードができない。
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ライセンスのアップグレードを済ませたら、次にSteinberg Activation Managerを開く。ここでSpectraLayers Pro 9がアクティベーション待ちとなっているので、「アクティベート」をクリックする。「アクティブ」になったらアクティベーションは完了だ。あとはSpectraLayers Pro 9をダウンロードし、インストールすれば全ての作業は完了する。
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SpectraLayers Proだけを使う場合や、既にCubaseを12にアップデートしているならもうドングルは必要ないので外してしまってもいいが、Cubaseが前のバージョンのままだったり、何らかの理由で以前のバージョンのSpectraLayers Proを使わざるを得ない場合はドングルを使用しなければならない。僕の場合はCubase Pro 11のままなので、アップデートまではドングルはまだ挿しっぱなしとなる。
さて、Steinberg製品になってからもUIが英語のままだったけど、先ほども述べたとおり今回のバージョンになってようやく日本語に対応した。これだけでも操作性が違うような気がするのは僕だけだろうか。ちなみに複数バージョンが混在している環境でSoundForge Proから起動させると最新バージョンが立ち上がるのはこれまで通りだ。
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今回よりUIが日本語対応になったため、統一感がある。
さて僕の環境ではSteinberg製品のドングルレス化を予定している。次はCubaseだ。