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「時間革命」を要約


•きみは「自分の時間」を生きているか?

時間は2種類しかない。
「自分の時間」と「他人時間」だ。
「時間=人生」
まずは日頃から「これは自分時間?それとも他人時間?」と習慣的に自問してみるといいだろう。
1日のうち、「自分時間」を「棚卸し」してみよう

•「多忙」と「暇」は同義である

時間の価値を高めたい時、注意するべきは「多忙」と「多動」を勘違いしないことである。

多忙•••朝早くからオフィスに出社して、息つく暇がないくらいアポや会議をこなして深夜まで残業。睡眠や食事の時間も惜しんで、あくせく働く人。目の前にらやることがたくさんあるから、忙しくて仕事をしているような気分になっている。しかし、内面的にはとてつもなく退屈しており、胸のうちでは心がカラカラと空転しているのである。

多動•••たくさんのおもちゃが並べられた部屋に子どもを投げ込むと、彼らは次から次へと目まぐるしく遊びを変えながらどれだけでも遊んでいようとする。しかし彼らは「忙しい」などとは感じていない。

目指すべきは「多動」だ。
余計なことを考える暇がないくらいに、自分の心が躍る予定だけで、時間をしっかりと埋め尽くし、無我夢中で動き回るのだ。

•恨みや妬みという有害無益な時間

人のことを恨んだり妬んだりするのも、やはり「他人のために時間を使っている」という点では変わりない。すぎたことや他人のことを考えて感情を再熱させる。こんな無益なことはないのだ。

「頭の中の”他人”」に「自分時間」を奪われていないか?

•得意なことに集中投資しろ

任される側も気持ちよくなる任せ方ができない人は、必ず信頼を失い、しっぺ返しを食らう。双方の「自分時間」が増える任せ方をした方が、結果的には得をする。これは覚えておくべきだろう。

くだらないプライドで仕事を抱え込んでいないか。無心になって没頭できることを見つけよう。

•「食べてはいけない」に踊らされてはいけない

防げる病気をしっかりと予防することは「自分時間」を確保する上で不可欠だ。他方で、健康に気を遣いすぎるあまり、かえってそれがストレスになるようなことがあってはいけない。身体の健康ばかりに気を取られて、心の健康が損なわれてしまっては本末転倒だ。

「心配」も健康に悪いと気づこう。

•ウソがいちばんのストレス源。つねに本音で生きよう。

神経質なまでに健康を気にして食事をセーブするくらいならら現代人は「心の健康」のことをもっと考えるべきだ。
大きなストレスを抱えて生きている人は、実年齢に比べても老けていることが多い。どこかくたびれたように見える。
ようするやなストレスを放置すればするほど、人生で自由に使える時間は減っていく。そう、ストレスは「時間の大敵」でなのだ。
自分の嘘に自分が毒されないようにしよう。

•ネガティブなことを考える前に動け

人間の脳みそは、目の前にありもしない過去を再現したり、未来をシミュレーションはしたりして、「わざわざイヤな感情を水増しする」という厄介なクセを持っている。
だとすれば、取るべき対策もシンプルだ。まず「過去」については、なるべくその場で感情の整理をつけること。は

•時間を食い逃げする人間関係は手放せ

「タイムイズライフ」つまり「最も大切なのは時間」という価値観があれば「いい人」の意味はっきりする。それは「あなたの時間を奪わない人」「あなたの時間を増やしてくれる人」である。
どんな人であろうとあなたから時間を奪う人は「悪い人」である。その人はあなたの人生の価値の源泉、すなわち時間を削り取っていくからだ。

•「無常」こそが体感時間を無限にする

常識なんてその時代や文化次第でいくらでも変わる。
「常識」から「無常」へ。
思い切って「時間の捉え方」を変えることが、時間革命への最短ルートである。

•自分のリズムを狂わされるな

「優先順位+細切れ」を心がければ、自分のペースを作りながら仕事を進めていけるはず。そのリズムを乱す人とは、なるべく距離を取るのが一番だ。

遅刻、無駄な呼び止め、他人のリズムを壊していないか。

•ぼくはずっと楽しい仕事しかするつもりがない

努力、成果、お金•••そんなものに「働く意味」を求めている限り、あなたの人生は「他人時間」に食い荒らされて終わっていくだけ。
現代においては仕事はどこまでも趣味的なもの、自己満足でしかない。だからこそ、その価値はただ1つ。「楽しいか、楽しくないか」しかない。
誰もが「楽しい仕事」をするようになればたとえ結果ぎいまひとつであっても、そこには確固たる満足感が残るはずだ。
「負けても満足できる競争社会」をつくふためには何よりもまず、「仕事=辛いけど尊いもの」という思い込みが邪魔なのだ。

•「ストレス時間」を徹底的に減らせ

長く感じる時間は、あなたにとってストレスの原因になるた思ったほうがいい。体感時間の長いものを人生から排除し、あっという間に過ぎてしまうことばかりで、あなたのスケジュールを埋めよう。
人が動くのを邪魔するのは「経験」である。
まずやろう。
それが「自分の人生にどんなメリットがあるか?」なんて考えなくていい。「意味があるか」「うまくいくか」は、いったん意識の外に追いやろう。

•「時間の換金グセ」をやめないも、一生あくせく働く


貯めるべきはお金ではない。締め切りや待ち合わせの時間に遅れないという信用、誠実に振る舞い、他人時間を無駄にしないという信用、周囲を待たせることなく即断即決し、素早く結果を出すという信用。
あなたがきちんと信用を積み重ねていけばわざわざ時間を切り売りしなくてもお金は勝手に集まってくる。

•ネガティブなことを考える前に動け

人間の脳みそは、目の前にありもしない過去を再現したり、未来をシミュレーションしたりして、「わざわざイヤな感情を水増しする」という厄介なクセを持っている。だとすれば、取るべき対策もシンプルだ。
まず、過去については、なるべくその場で感情の整理をつける。たとえマイナス感情を先送りしても、それはいずれより大きなストレスとなって戻ってくる。しかも感情の反芻によってぶり返したり怒り•モヤモヤは強化されることが多い。
では、過去や未来について考えないようにするには、どうすればいいのか。
極限まで予定を詰め込んで忙しくするのである。
あなたの意識が過去•未来のほうに彷徨い出てしまうのは、あなたの現在がスカスカで中身がないからだ。脳が「暇」をしてるから、記憶や不安で意識を満たそうとしてしまう。
「今」を生きればストレスはなくなる。

•ノリで生き抜く人間だけが革命を起こせる

「ひとまず」「いったん」「とりあえず」何でもやってみる。
「どうせ微妙な飲み会なんだろうな•••」「転職先ぐ合わなかったらどうしよう•••」「結婚しても続くかな•••」ノリの悪い人は、すぐにそんなことを考える。

面白そうな案件には即答で「イエス」

•自信とは「自分をコントロールできる」という確信

自信には根拠は要らない。本当の自信とは「自分の心に寄せる強固な信用」である。
現在のなかにしか希望はない。それがわかったらあとは「時間について考える時間」すら無駄だ。
さぁ、最高の「今」を生きよう。

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