「ひとりでも君は生きていける」を要約
•仲間のいる場所から消えると結果がでる
同じ環境に安住していたら、今の境遇を超えていくことはできない。今より上の境地を目指すなら、一度、周囲から消えてみる。
•凡人と一緒にいたら、凡人にしかなれない
誰かと仲間になる時、あるいは、その場所が自分にとって正しい居場所かどうかを決める時は、違和感がないか、価値観のギャップを感じないか、直感レベルで自分に問いかけることが大切。
•「遊び」「スマホ」「居酒屋」「異性」「テレビ」は成功を阻む5大リスク
目標達成には、さまざまな誘惑に負けないことが大切。誘惑に負けない環境は自分で作っていくしかない。今すぐに自分を目標達成から遠ざけているものをピックアップし、付き合いを考えよう。
•群れから出て「使える時間」を倍増させる
群れることに使っていた時間はすべて自分のために使うようにする。
1.まずは自分と向き合う。
自分は何がしたいのか、何のために、どうやって生きていきたいのか。
そこをできるだけ具体的に考える時間を使うと、人生がうまくいく。
2.目標達成のために、その目標を達成している成功者の本を読んだり、実際に成功者に会いに行く。
何かをリサーチする時に統計上、300〜400のサンプルがあると誤差がなくなるといわれている。
3.リサーチしたことをもとに行動に移していく。
•ひとりでいると自分の価値観に正直に生きられる
ひとりでいるからこそ、自由でいられ、目標も自分で作ることができる。
自分で作った目標だからこそ、自分で達成しようという強い意欲を持てる。
ひとりだからこそ自分の考えを”常識”にできる。
「大学では、友達を作らないのが常識」
「大学では、資格試験の勉強をするのが常識」
こんなふうに、周りのルールではなく完全に自分のルール、自分の常識で動くことができると気持ちも楽になる。
周りの人と同じ価値観の中で生きていたら、周りに同化してしまい、唯一無二の存在にはなれない。
•成功した先には成功した仲間が待っている
ある程度の時間をかけて次のレベルまで進んだり、成功をつかむと、同じような「ひとり」の成功者たちの間で、交流がはじまる。
お互い「ひとり」の素晴らしさを知っている人だから、なれ合いの関係など求めない。それぞれ「ひとり」を尊重し合う関係である。
•成功するまで、親の意見は完全無視せよ
何か新しいことに挑戦しようとすると、必ず反対の声は上がってくる。特に親の反対は猛烈。親は一般的に我が子が「みんなのと同じ」だと安心するし、「安定」を望む。だからちょっと突飛な夢を持ったり、人と違う道を選ぶと、ことごとく反対してくるものだ。
「周りの意見はそのまま鵜呑みにしない」「自分の考えていることを疑わない。」「自分で調べて確かめてみる」
何か目標を達成したい、成功したいと思うなら、信じていいのは自分だけ。不安があるなら、自分で調べて確かめてみる。周りの根拠のない意見に惑わされていては、いつまでも行動に移せないし、成功も手に入らない。
•「見ざる」「聞かざる」「言わざる」が成功のもと
「見ざる」
ひとりやりたいことがあるなら、周りがやっていることを気にしている時間はない。周りが飲みに行こうと、楽しそうにしていようと関係ない。周囲をキョロキョロせず、目の前にある目標達成に集中しよう。
「聞かざる」
周りの意見に耳を貸さない。周りはこちらを心配する気持ちからだろうが、色々なことを言ってくる。決意したら、周りが何と言おうと、行動に移す。耳を傾けていいのは、自分の心の声だけ。
当時の著者は、
「大企業に勤めて安定した収入を得ることが成功じゃない。僕にとっての成功は、自由な時間とお金を得ること。会社を辞めて、次のステップに進もう。」と心の中で言っていた。
「言わざる」
不言実行。基本的には常に、周りに言わずに行動に移す。なぜなら反対意見が出てくるからだ。
原則として、その人が所属するグループには、基本的にその人と同じレベルの人が所属している。今、付き合っている友人は全て、その人と同じレベルである。そこから抜け出して、ひとりだけ「次のレベルに行く」と公言してしまえば、その人を引き留めようと、グループの人が必ず反対してくるものだ。しかし、不言実行なら人に反対されることがない。
•人脈作りは時間の無駄
人脈は作るものではなく、できていくものだ。
つまり、自分が成長していけば、自然と人は集まってくる。
人脈を作って相手に引き上げてもらおうという甘い考えはやめて、自分のレベルが上がってから会いに行くほうがいい。
人脈を作ることに時間をかけるよりも「ひとり」で頑張って、まずは自分をあげることに時間をかけたほうがいい。
何かを手にしたいのなら、ある程度は、自分でキッチリ調べたり、考えた上でいく。目的もなく、ただボーッと人脈を作りに行くことは全く意味がない。
気づきが欲しいときは、交流会ではなく勉強会に参加した方がいい。
•「誰もいない場所」こそ、実力を養う最高の場所
環境は人を変える。特に誰も知っている人がいない場合、実力を養える。
誰もいない場所に行くのは、勇気は度胸や根性がいるし、一方で、不安とか恐れもある。期待や夢もある。いろいろな感情か入り混じる中、「やっぱり行きたい」という気持ちが勝って、今の場所を去る。絶対に成功するという決意と、失敗しても構わないという覚悟の両方が備わってはじめて誰もいない場所に飛び込める。新たなかんきに飛び込んだ人はだいたいのケースがうまくいっている。
•何に時間を使いたいのか
人生には次の4つのやることがある。
①最低限やるべきこと
→ご飯、風呂、歯磨き、通勤、仕事など
②本当にやりたいこと
→目標達成、理想の自分になるなど
③人生を楽しむこと
→友人と遊ぶ、旅行するなど
④無意味なこと
→ぼーっとスマホを眺める。ネットサーフィンなど
目標達成したい、成功したいと思うなら、目先の短期的な快楽に目を向けるのではなく、未来の長期的な快楽に目を向けた方がいいだろう。
意味のない時間は過ごさないと決め、やるべきことに集中しよう。
•飲みに行かず、遊びに行かず、お金を勉強に回す
もしも独立を考えるなら、学びに少しでも多くのお金を注げ。英会話スクールで一生懸命に学べば英語が身につくように、お金を儲ける方法も一生懸命に勉強すれば、身につくもの。
本気で学びたいことに投資すれば、もとはすぐに取れる。
•20代は貯金よりも投資にお金を使う
20代でしっかりと貯金している人が、将来お金持ちになれるか。まずなれないと思う。お金を”攻め”に使っていないからだ。
20代はいろいろなところに行って学んだり、ちょっと背伸びをして高い寿司屋に行って一流の世界を目にしたり、ビジネス書や教養書の名著を読んだりというふうに、お金と時間と体力の投資をしておかないと上に行くのは難しい。
お金は所詮ただの紙。紙のまま残しておいてもパワーアップできない。
成功したいなら怖がらずに使うところに使う。
儲け方より使い方を考えよう。
•「お金」の先の目的を見つけると、「ひとり戦略」はうまくいく。
「会社を辞めて独立して成功したい」あるいは「新しいビジネスで起業して成功したい」場合、お金ありきで目標を考えないほうが、成功の確率は高くなる。
お金はただの紙に過ぎないから、成功のイメージが作りにいく。
1億円の紙を思い浮かべるより、1億円で手に入るもの、たとえば、家とか暮らしを想像したほうがイメージしやすい。具体的にイメージしたほうか、目標も達成しやすくなる。
「とうなりたいか」「どう生きたいか」「どんな生活を送りたいのか」をはっきりさせると、成功しやすい。
•悩んだら、やりたい証拠
やりたい仕事を探すことよりも、やりたくない仕事に向き合って、それをいかに楽しむかの方が、大切。
業務とか仕事そのものじゃなく、「自分は何にワクワクできるのか」に焦点を当てた方が仕事は選びやすい。
•どういう仕事だったら、楽しめるか。
•どういう仕事だったら、少しでもワクワク感があるか。
•どういう仕事だったら、自分の得たいものが得られるか。
できるだけ早く、自分はどうしたいのかを考えて、アクションを起こした方が人生は変わっていくし、楽しくなる。
「このままでいいのか」と悩んだら、行動に移ろう。
•独立を志したら、成功者に会いに行くのが成功への最短距離
成功への最短距離を目指すなら、効果が高いのは次の順番。
①一対一で会う
②少人数で会う
③講演やセミナーに参加する
④インターネットや本で学ぶ
「一対一」あるいは「少人数」で会うときはできる限り、具体的に質問をぶつけないと相手は何も話してくれない。ある程度自分のやりたい方向性を決めて、問題意識をハッキリさせて、質問内容を具体的にまとめてから会いに行くようにする。
成功のノウハウはある。ただひたすら実践さえすればできる。問題はちゃんと実践するかどうか。言ってしまえば、成功するかどうかは「あなた次第」
•会社員こそ、「ひとり戦略」でAIに負けない力をつけろ!
ひとりでやっていける能力をつちかっておけば、いざという時にあわてずに速やかに行動に移せる。独立したいと思った時にもすぐに独立できる。
とんな人に会社を去って独立を目指すことをすすめるか。
•今の仕事自体がいやだ
•将来、こうなりたいと思う上司がいない
•居心地のいい職場環境ではない
•身につけたい能力が身に付かない
•達成したい目標が見つけられない
つまりそこに居続けるメリットや、そこで得たいものがないも感じたのであれば無理して居続ける意味がない。
迷ったたきには、
•この上司と10年後も働きたいか
•将来、この上司のようになりたいか
この2つが当てはまる環境なら、今の職場で一生働けばいい。
•ひとりなら、やりたいことができる。やりたいことができるのが真の幸せ。
周囲からどう思われるかではなく、社会的評価でもなく、肩書きでもない。大切なのは自分がやりたいかどうか。
まずは、自分と向き合って、本当にやりたいことをやって、高みを目指す。それによりはじめて、自分だけにしかない能力を身につけられる。
やりたいことへの第一歩を、ひとりで踏み出そう。
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