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無知の知、不知の自覚

「無知の知」、「不知の自覚」

古代ギリシャの哲学者ソクラテスの
自分に知識がないことを自覚するという概念で、
自分に知識がないことに気づいた者は、
それに気づかない者よりも賢い
ということを意味しています。

近年、ネットやSNSの普及により
世の中には沢山の情報が溢れている。
これらの中には有益なものもあれば
まるで役に立たないデタラメなものまで
幅広く存在する。
現代は何から情報を得るかよりも
得た情報が正しいものか、デタラメかを
判断し取捨選択する知識を身に付ける事が
重要であると感じている。

しかし、この様な現代においても
テレビや身近な人間の話題だけを信じ
あたかも自分の身の周りが世の中の常識と
疑わない人が多く存在している。
自ら学び、自ら情報を取りにいく事をせず
小さなコミュニティーの中の偏った考えを
惜しみもなく吸収し、
そして自分は物知りであると勘違いしていく。

自ら学び、幅広い情報に触れた時
自分の無知や、自分の知る世界の小ささ
知らない世界の大きさを日々痛感させられる。
そして、もっと学ばなければならないと
知識を吸収するために努力する。

日本人は社会に出ると
勉強をしない国民であるというデータがある。
これから益々、知識格差が広がる可能性がある今
マクロな視点で物事が見れる様、
常に沢山の情報に触れ知識を吸収していこう。

そして常に、自分は無知である事を知ろう。

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