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【実録5】うつ病で看護師やめた女が事務職(障害者雇用)で働く話

皆さん、こんにちは。
あてくし、ファンシー将軍です。

前回は、あてくしが精神障害者保健福祉手帳取得に向けて動き始めたお話でした。
今回は障害者手帳をゲットし、就労移行支援事業所に通っていた時のお話をしていきたいと思います。

では、始めてまいります。

🪴ひとりで就活するのが不安

うつになる前は「就活くらいひとりでできるわ」と思っていましたが、
1年間の休職を経て無職になってしまったあてくしは、社会復帰に対する不安でいっぱいいっぱいになっていました。


🔍「うつ」「就職」「障害者雇用」「サポート」


こんなワードで検索していたら
「就労移行支援事業所」という聞き慣れない言葉にたどり着きました。



🪴就労移行支援とは

就労移行支援とは、障害者総合支援法に定められた「障害者福祉サービス」のひとつです。
障害者が就労に向けたトレーニングを行い、働くための必要な知識やスキルを習得し、就職(復職)後も職場に定着出来るようなサポートを行います。

※障害者手帳を持っていない方や精神的な不調で休職中の方でも、主治医の「診断書」や「意見書」があれば自治体の判断により利用可能な場合があります。


「生活リズムを整えて、働く体力を取り戻したいな」
「ビジネスマナーをちゃんと身に付けたいな」

「精神疾患に理解のある人に、障害者雇用の就活のサポートをしてもらいたいな」


ちょうどこんなことを考えていたので、
「就労移行支援事業所は今の自分にぴったりだな!」と思いました。
あてくしは、近所にある就労移行支援事業所に足を運んでみることにしました。

🪴就労移行支援事業所に通所開始

この事業所の説明を聞きに行き、その日に通所を決めました



ここに決めた理由は3
①家から近くて通いやすい(徒歩5分)
②アットホームな雰囲気
③うつ病の人の就労移行支援に特化している


まずは週3日午前中だけ通う。
次は一日中滞在する日を増やしていく。
最終的には週5日午前〜午後までフルで通所する。


最初はなかなかしんどかったですが、何事も訓練です。徐々に身体を慣らしていきました。


ここでは自己理解を深めるカリキュラムを受けたり、企業での就労実習に参加したり、パソコン教室に通いMOS検定を受けたりしながら、障害者雇用での就職活動を進めていました。



🪴突然の恋愛雇用契約終了→自暴自棄

あてくしが順調に就活を頑張れていたのは、当時付き合っていた彼の存在が大きかったです。2人で生活する未来のために頑張っていました。


しかし突然の恋愛雇用契約終了
「怖いです」って言われてフラれた


何のために頑張っているのか、分からなくなってしまったあてくし。



もう何もかもが嫌だ・・・



就労移行支援事業所にも行きたくない
家に引きこもっていたい



自暴自棄になり、毎日通っていた事業所も休みがちになってしまいました。



🪴「私だったら、会社を休みたい時ほど仕事する」


休みがちになってしまったあてくしを心配して、
事業所の支援員さんが話を聞いてくれました。


お恥ずかしい話ですが、
いい歳して失恋して就活する意欲がなくなってしまったことを、包み隠さず相談してみました。


一人の女性として、自分が失恋した時どうしてたかっていう話をしますが」



「私は、失恋して何もかもが嫌になった時ほど仕事してました



休んでも、また仕事に行かなきゃいけない。そのプレッシャーに押し潰される日が続くより、思い切り仕事して、余計なこと考えないように仕事に集中する。そっちの方が、自分の為になる



聞いたときは正直「厳しいって」と思いましたが、
このアドバイスを信じて、とにかく動いてみようと思いました。


マジで厳しい精神状態で何度も泣きそうになっていましたが、事業所での就職活動に集中しました。
結果、引きこもって家で泣いてるよりも、ずっとずっと生産的な行動をとれたことが自信に繋がりました
この時の自分、本当に偉かったです💮


🪴次回予告

「強く汚い者たち」

支援員さんのアドバイスのおかげで、なんとかメンタル不調を持ち直したあてくし。
30過ぎてからの失恋って結構しんどいものですよね。
男は自分を裏切るけど、仕事は自分を裏切らない。やっと学びました。


次回は、あてくしが風呂に入らず面接に挑む、強く汚い話を書きたいと思っています。

気が向いたらまたお立ち寄りください😊
最後まで読んでいただきありがとうございました☕

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