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努力を時間やキツさで評価していないか?
「夜中の1時まで練習したことがあります!」
「捻挫して足が痛かったけど次の日から練習してました!」
「風邪をひいて熱が39度くらいあったけど頑張って練習しました!」
今まで僕が学生達に「今まで一番頑張ったことは何?」と質問をして返ってきた回答の一例だ。
僕自身もそのような経験は多々ある。
経験者として一言言わせていただこう。
「意味がないからやめた方がいい」と。
それは単純に練習時間が長かったり、痛いことなどを我慢して体にとってキツい状態を努力しているように感じているだけで、実は努力できていない典型的な例の一つだ。
しかしある時バレー教室で学生にそのように話したら、
「僕達が努力していることを無駄だと言うんですか?」とかなり怒った様子で返答をされた。
言いたいこともわかる。
自分たちが必死にやっていることを「それ意味ないからやめときな」と、言われれば誰だって怒る、僕だって怒ると思う。
しかし、ここで勘違いをして欲しくないのが僕は努力をすることを咎めているのではなく、努力は方向性を間違えると結果はついてこないし、最悪の場合ケガや障害に繋がる可能性があるということに気づいて欲しい。ということだ。
「努力は正しく」を行うことで自分達の行っていることが実を結び、目的達成に大きく近づくそこを理解してほしい。
「正しい努力」をお話しする前に、先程出た学生たちの例についてなぜダメなのか?を説明していきたい。
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