sango手帳を通してあなたにできることは
こんにちは、高松奈央です。
2021年も残すところ1ヶ月となりました。noteを読んでくださっているあなたはどんな11月を過ごし、どんな12月にしようとしているでしょうか。
sango手帳モニタープログラムも11月はじめにメンバーが決まり、11月末にキックオフミーティングで全員が集まりました。
住んでいるところは遠く離れているけれど、共通点や似ているところもあったり。反対に違うところが刺激になったりと可能性を含んだメンバー構成でした。
sango手帳の12月以降の展開も私自身だけでなく、メンバー自分ごとのように思ってくれていたようで、sango手帳の魅力を改めて感じたところです。
今回のnoteは高松奈央がsango手帳を通して利用者の方に提供できることについて。先日のキックオフミーティングでもメンバー全員で確認し共有しあったところです。
高松がsango手帳を通してあなたにできること
高松奈央がsagno手帳を通してあなたにできること。それは産前産後に体験したことを経験にすることです。体験を経験に。
あなたは体験と経験の違いを意識したことはありますか?
実は英語では体験も経験もexperienceという単語で表現するので、実は意味の差はないのかもしれません。
しかし日本語では一見似たような意味を持つように見えるこの言葉の間に、実は大きな違いがあり、その違いが大きな意味を生み出します。
日本語的な体験と経験の違い
ここで体験と経験の違いについて日本語な意味を記しておきます。広辞苑では
体験⇨自分が身をもって経験すること
です。体験の意味を知るだけでは体験と経験の大きな違いを読み取ることはできません。一方、
経験⇨
①人間が外界との相互作用の過程を意識化し自分のものとすること。人間のあらゆる個人的・社会的実践を含むが、人間が外界を変革するとともに自己自身を変化させる活動が基本的なもの。
②感覚・知覚から始まって、道徳的行為や知的活動までを含む体験の自覚されたもの。
体験の意味するところは広く深く哲学的なところも感じます。体験の意味するところと比べると一気に難しくなります。経験の意味を高松が最もシンプルにすると
体験したことを振り返って得たことが経験
となります。
人はよく経験値とか経験論とか経験則という言葉を使うけれど、体験値とか体験論とか体験則という言葉はあまり使いません。ここに体験と経験の違いがあるのでしょう。
高松的な体験と経験の違い
高松ができるだけシンプルにした体験と経験の違いを少し言い換えると
体験をその人なりに消化・昇華させたことが経験
となります。
人は体験したことを次のことに活かしていくために体験を経験にします。
ここから高松的な体験と経験の違いの度合いを上げていくとこちらになります。
体験を消化することによってできた経験は自分を守ることができる
体験を昇華することによってできた経験は自分を飛躍させることができる
高松的な体験を経験にすることの大切さを感じていただけたらと思います。
なぜ産後に体験と経験を持ち込むのか
なぜ産後の体験を経験にしていくことが大切なのでしょうか。育児だけでも手一杯なのにわざわざ体験を経験化するようなことをしようとしているのでしょうか。
それは
産後の様々な体験は初めてのことが多いゆえ
普段の体験より経験として活かせる可能性が格段に大きいから
しかし
産後は振り返るような余裕がなく一人では体験を消化できない
産後は初めてのことや今までとは違うことが多く一人では体験を昇華できない
というのが実情です。私も含めて。
お恥ずかしい話ですが、私もキャリアコンサルタントとなった立場になって初めてこのことを体系化したところです。私も産後は余裕がない状態で産後に訪れる様々な初めてに向き合っていたので、ずいぶんしんどい思いや負担感を感じながら産後を過ごしていました。対処法もわからずに。思考が停止するほどにただただつらい身体と心を無理矢理動かしてしました。
体験を消化したり昇華するなんて考えもしないうちに新しい体験が降ってきて、どうしていいかわからずに困り果てていました。もう私にはできないと感情を荒げたこともありました。体力も使い果たしていました。他者と思いを共有できずに相当な孤独感を感じていました。
産後だから、ホルモンバランスが崩れているから、子育て優先だから、母だからと様々な言い訳をして目の前にやってくる体験の数々にフタをしてにしていました。そのままやり過ごしていました。
空白のような気持ちを抱き、いっとき我慢すればそのうち夜は明けると願いながら心の夜明けが来ないことに虚しさを感じながらも、目の前の子育てを理由に忘れようとしていました。そのうち自分が何者なのか、何をしたいのか、どんなふうに生きていきたいのかをすっかり忘れていました。
sango手帳はそんな高松の産後の経験とキャリアコンサルティングの学びから出来上がっています。だから着想を得てから2年を超える時を経てここまで来ています。体験談も必要だけど、ここまで心のうちを書いたことがなかったからお恥ずかしいを通り越して、本気で恥ずかしいところです。
この先は
sango手帳では作成する側のあなたと高松のキャリアコンサルティングをはじめとした技によって産後の体験を経験に変え、その後の人生を変えていきます。
その中にはいくつか法則や方法があったりするのですが、その法則や方法をもとに最初に体験するのはモニターメンバーにさせてください。その法則や方法、そして経験は次の利用者となってくださるであろうあなたが、sango手帳を手に取ったときにお伝えします。
モニターメンバーの中ですぐに結果が出てうれしくなってお伝えしてしまうかもしれませんが。
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