【音楽と日常】ブラック・サバス「Heaven and Hell」
70年代、80年代のハードロックを語る上では、ブラック・サバス(Black Sabbath)は欠かせない。ブラック・サバスは、1968年にバーミンガムで結成されたイングランド出身のロックバンド。
1970年9月18日にリリースの2ndアルバム『パラノイド(Paranoid)』からシングルカットしたタイトルナンバー「Paranoid」が大ヒットし、同アルバムも全英アルバムチャート1位を獲得したことで有名になったバンドだ。
ヘヴン&ヘル(Heaven and Hell)
私がブラック・サバスを聴くようになったのは1980年だったこともあり、初めて聞いたアルバムは1980年4月24日リリースの9枚目アルバム『ヘヴン&ヘル(Heaven and Hell)』だった。
1979年、ボーカルのオジー・オズボーンが重度のアルコール依存症から立ち直れず解雇になったことから、ボーカルはレインボー(Rainbow)を脱退したばかりのロニー・ジェイムス・ディオが加入した。
1980年リリースの『ヘヴン&ヘル』は、ロニー・ジェイムス・ディオが持ち込んだレインボーのサウンドとの融合により、新たな様式美ハードロックが展開された名盤と言えるアルバムとなった。
『ヘヴン&ヘル』は、ロニー・ジェイムス・ディオの伸びのあるボーカルとギーザー・バトラーが奏でるベースラインが私の好みに合い、収録されている曲は全て好きだったが、その中でもオープニングの「ネオンの騎士」とアルバム・タイトル曲の大作「ヘヴン&ヘル」、そして「ウィッシング・ウェル」が好きだった。
「Heaven and Hell」収録曲
1 ネオンの騎士 - "Neon Knights" – 3:50
2 チルドレン・オブ・ザ・シー - "Children of the Sea" – 5:34
3 レディ・イーヴル - "Lady Evil" – 4:24
4 ヘヴン&ヘル - "Heaven and Hell" – 6:56
5 ウィッシング・ウェル - "Wishing Well" – 4:05
6 ダイ・ヤング - "Die Young" – 4:42
7 ウォーク・アウェイ - "Walk Away" – 4:21
8 孤独の定め - "Lonely Is the Word" – 5:51
リリース日:1980年4月24日
参加メンバー
トニー・アイオミ(Tony Iommi)Guitar
ロニー・ジェイムス・ディオ(Ronnie James Dio)Vocal
ギーザー・バトラー(Geezer Butler)Bass
ビル・ワード(Bill Ward)Drums