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【音楽と日常】バビロンの城門
ハードロックにハマったのは、高校1年の時。ロック好きの友人の家で遊んでいたら、友人がRainbowのアルバムを聴かせてくれた。
バビロンの城門
アルバムのタイトルは『バビロンの城門』(バビロンのアーチ、原題:Long Live Rock 'n' Roll)。
Rainbowにとっては3枚目のアルバム。Rainbowが発表したアルバムの中では最も好きなアルバムだ。
Rainbowは、ディープ・パープルのギタリストだったリッチー・ブラックモアが脱退後に結成したイングランドのハードロック・バンド。
ただし私の場合、ディープ・パープルは中学生の時に友人からアルバムを借りて聴いたことがあったが、あまりハマることもなかったので、『バビロンの城門』を通しててリッチー・ブラックモアに興味を持ち、ディープ・パープルを聴き漁るという通常とは逆のハマり方をしていった。
収録曲
『バビロンの城門』の収録曲は以下の8曲。
1. Long Live Rock 'n' Roll - 4:21
2. Lady of the Lake - 3:39
3. L.A. Connection - 5:02
4. Gates of Babylon - 6:49
5. Kill the King - 4:29
6. The Shed (Subtle) - 4:47
7. Sensitive to Light - 3:07
8. Rainbow Eyes - 7:11
リリース日: 1978年4月9日
このアルバムで私が好きな曲は、Gates of BabylonとKill the Kingだ。
Gates of Babylon
Gates of Babylonは、退廃した都市の象徴、古代都市バビロンを歌った曲。
バビロンは旧約聖書に出てくる王国バビロニアの首都で、悪徳と退廃の代名詞となっている名前。
最後の歌詞「悪魔は私 私は鍵を持っている 甘い地獄、バビロンへの鍵を」という節が、悪徳の都へ誘いかける言葉となっている。
出だしのおどろおどろしいイントロから始まり、ロニー・ジェイムス・ディオの力強く歌い上げるボーカルとリッチー・ブラックモアのクラシカルでドラマチックなメロディーが中世的な雰囲気を醸していて引き込まれた。
コージー・パウエルの奏でるリズムも曲調にマッチして好きだった。
Kill the King
Kill the Kingは、リッチー・ブラックモアとコージー・パウエル、ロニー・ジェームズ・ディオが融合した奇跡の結晶とも言える名曲。
イントロからギターフレーズとドラムがかっこよく迫り、ディオの唯一無二の伸びのあるボーカルがカッコよくて決まってきた。
タイトルや歌詞の内容は結構物騒に感じるが、
「この曲は暴力的なイメージの歌詞の速いロックであるにも関わらず、リードシンガーのロニー・ジェイムズ・ディオはこの曲はチェスのゲームについて書いた曲だと言っています」とのことのようで・・・。
スピーディなアルペジオが連続するKill The Kingは、レインボーの全楽曲の中でも重要な曲であることは間違いない。
参加ミュージシャン
ロニー・ジェイムス・ディオ - ボーカル
リッチー・ブラックモア - ギター/ベース
コージー・パウエル - ドラムス
デヴィッド・ストーン - キーボード
ボブ・デイズリー - ベース