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ドラクエ5にみる人生感

久しぶりにお正月でドラクエ5をやってみた。ドラクエの中でも一番好きなナンバリングで全RPGの中でも一番好きといってもいい作品。

で、久しぶりにやってみてあらためて思ったのが、すごい男の子向けのゲームだなと(笑)。現代の女性がやったら反感しかしなそうだなと。と思ったのが、ドラクエ5といえば主人公が結婚するのが特徴ですよね。で、まあゲームだからそりゃそうだっていったらそうなんだけど、冷静にみてみるとまず、ヘンリーの奥さんになったマリアは美女で結局ヘンリーと結婚したけど、好きなのは主人公でしたって設定。そして花嫁選び。お金持ちの美女のお嬢様と、年上の幼馴染の美女と2人から選べると。そして2人とも自分が好きと。そしてビアンカのお父さんもビアンカもらってくれると助かるみたいなこと言ってると。こんなことあるかあってちょっと久しぶりにやったら冷静に突っ込んじゃいましたよ。で、まあたいがいの人はビアンカ選ぶと思うんですが、これもアンディなんか可哀想だしビアンカも独り身になるから、自分が選んでやったみたいな感になるわけですね。

で、主人公の男の子は、普通の男の子だったけど、実はお父さん王様でしたと、まあワンピースよろしく血統もばりばりエリートでしたと。まあゲームだからいいんですけど、これが人気の理由がそのへんの男の子のこうありたいをよく表しているなと。で、ぼくはこれ取り組んだの小3くらいなんですが、男の子にきっちり結婚ってこういうものってイメージをこの作品植えつけたんじゃないかなってふと思ったんですよね。結婚するなら基本美女で、美女から選べて、お金持ちのお嬢様か、おさななじみの年上の美女を選べると。基本両方ともじぶんのこと好きと。

実際にはルドマンさんあそこでビアンカ選んだら、そうとうそのあと嫌がらせしかしてこないと思うよとか思うわけですよ。
で、まあ現実は別だよねーってなってたら問題ないんだけど、実際に結婚ってこういうイメージで大人になっちゃうと、え、現実ぜんぜん違うんですけどってなるなと改めて思いました。

あともういっこレベルアップシステム。とにかく頑張れば確実に間違いなくレベルがあがると。ここが現実ほんとそんなことないよねーって感じだけど、なんかレベルアップすると思ってひたすら頑張って報われないと、努力なんて無駄!みたいな思考になる人結構多い気が。いやいやそんなもんですよと。
なんか仕事を部活と似てるととらえると、わりとまあ現実ベースだから似たような感じでいけると思いますが、時間をついやせばとにかくレベルがあがる、みたいな感覚でいるととまどうだろうなと。
で、アニメと違ってゲームって自分で取り組むからわりと没入感というか自分がそうなんじゃないかってイメージわきやすい気がするんですよね。まあそんなわけあるかって言ったらそれまでなんだけど。

なのでドラクエ5めっちゃ好きなんですが、これ子供の頃にやって大人になるってわりと人生生きづらいイメージ植えつけるところあるんじゃないかとふと思いました。まあじゃ、リアルに近いドラクエなんかやるかっていったらやらないんですけどね(笑)










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