上海駐在物語 エピソード0張君12

どうも!高倉JB珈琲のらいです。

お笑い芸人もしていませんし、絵本作家もしていませんし、国内最大のオンラインサロンの運営もしていません、アルバイトをしながら高倉JB珈琲で自家焙煎のオリジナルブレンドのコーヒー豆を通信販売(powered by BASE)で販売しています。この記事は、コロナで卸の売上が無くなり、個人様向け(←飲食店さんの方が私より厳しい状況)にシフトを切替えてゼロからどのように起ち上げていくのかをそ記録のために書いています。


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さてそんなこんなで、昨日のつづきです(←昨日の記事はココ

人の倍の時間を彼に費やして、教育に時間を割きながらもなんとか、張君の商品知識も一通りは、身に付いてきたと分かるレベルになってきた。これは、ロープレをすることにより、だんだんと彼の身に染みてきたことによることと、日本語でのロープレを彼が独自で中国語に訳してマイマニュアルを作りだしたからでもある(←やるじゃん、張君 笑)

そろそろ実践かな?とも思ったが、彼のことだから、もう少し粘り強く、根気よく、教育とロープレに時間を割いた。なので、必然的にそれ以外の私はかなり忙しくなっていった。だって、『教訓の教育に何時間かけとんねん!』と私の報告書をだすと言われてしまうので、それを言わさないために、わざと報告書をださなかったり(←黒らい)、報告書の提出を遅らせたりしていた(←部長からは最速があるが、外出中なので、戻り次第とか週末なので、来週頭には、2週分まとめてとかのらりくらりと)

で、いよいよ、コレではとりあえずは対応出来そうだと判断した私は、昨日の記事ように、リストの順番にFAXを出すよう指示をした。4

すると、FAXDⅯに慣れていないのだろうか?興味本位なのだろうか?ジャンジャンとまではいかないが、電話が鳴るようになってきた。おっと!幸先が良いぞ!と電話の対応は彼にすべて任せて、私は電話があった企業、担当者様をリスト化していく作業に集中した。要するに、訪問を期待しているのか?カタログを期待しているのか?電話ですべてを聞きたいのか?の三択に絞っていたので、当然優先順位の高いと思われる(←あくまだ仮説)企業様の訪問スケジュールを組み、ついでにカタログを持っていける場合は、担当者にお会いできなくても、名刺とカタログを置いてくるとうい作業が始まった。最初、日本企業というハードルはあったが、取り扱いしている商品がメイドインジャパンということもあり、弊社の使用度は低くても商品の信用度は高いので、すぐに次のステップに繋がっていった。もちろん、値切られる前提での見積りは織り込み済みだ。

まあまあの滑り出しとは思ったが、これは、FAXDⅯという手法が珍しくて、反応があるのか?あるいは、キャッチやその他に原因があるのかを確認しておく必要があるので、次の週は、違うエリアにキャッチだけを変えてFAXするように指示を出す。そして、また違うキャッチで違う違うエリアにFAXするという繰り返しで反応率を見て、データを取り、一番反応の良かったキャッチを再度、各エリアにFAXして再確認したら、やはり反応が良い。

これは、勝ったな!同時そんな営業をしている企業はほとんどいなかったので、人脈を持たない中小の商社の営業は本当にしんどい中、良い方法を見つけたと、思った。あとは、営業範囲(FAXDⅯする範囲)を広げていくだけだ。ココで注意しなければいけないのは、すぐにマネをする中国企業がいるということだった。これにはどうしても抗えない。あくまで「MADE IN JAPAN」の品質の納期によるトータルコストの削減と大手にはない、フットワークの軽さしか我々の強みは無かった。

しかし、この強みを今は存分に発揮させ、現地法人が立ち上がった時点で、すぐに売上が上げられる物流面の確保だけの問題だけだった。

ある程度の予想が見込みた段階になり、同時並行していた現地法人の起ち上げの仕事もあとは、時間の問題となっていき、ようやくそれぞれの目途が立ち始めたが、数字としての計画を本社に提出できるような段階ではまだなかった。そこが一番のネックとなっていた。そこで、私の相談をいつも相談に乗ってくれる本社の先輩に相談して、数値目標の作り方、見せ方をいろいろと教えてもらうことになった(←当時zoomがあればどんなに楽だったろうと今では思う)。

先輩は、嫌な顔(←実際は電話なので見れないが)ひとつぜすに、私に付き合ってくれた。部長はこの点煩いから、ここの数字は、こうした方が良いとか、社長はココの数字を必ず責めてくるから納得できる数字(←嘘でも良いから)まとめておいた方が良いなど、本社ならではの情報を全て伝授してくれた。本当に感謝している。その先輩とは、コロナになってからお会いしていないが、それまでは、1~2年に1回は食事(←先輩の奢りで 笑)で行っていた。本当に良い先輩だ!感謝している。

で、日々忙しくなっている中で、このnoteでは、順レギュラーのオーナーさんから、日本食レストランの相談を受けるということになったいくのであった。

つづく…。




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