その後…3
どうも!高倉JB珈琲のらいです。
お笑い芸人もしていませんし、絵本作家もしていませんし、国内最大のオンラインサロンの運営もしていません、アルバイトをしながら高倉JB珈琲で自家焙煎のオリジナルブレンドのコーヒー豆を通信販売(powered by BASE)で販売しています。この記事は、コロナで卸の売上が無くなり、個人様向け(←飲食店さんの方が私より厳しい状況)にシフトを切替えてゼロからどのように起ち上げていくのかを記録のために書いています(←話の掴みこのパターンでもう決まり?笑)
時事ネタはあまりというか、全然書かないのですがコロナ禍でのオリンピックを開催するかいなかするならどうするなどの議論が盛んに行われている今日この頃ですが、もちろん命の安全が大切だと思いますが、その命を削ってまでオリンピックに出場するために練習に打ち込んでいる選手の気持ちを思う、らいです。
さてそんなこんなで、昨日のつづきです(←昨日の記事はココ)
上海現地法人(←以下、現法にしますね)閉鎖の指示を受け、ある一手を思いついたのだが、これはかなりハードルが高かったので、実現に向けて現法を起ち上げる際にお世話になったコンサルティング会社の社長さんにアポイントを取った。お忙しい中快諾してくださり、すぐに相談に行った。注)社長さんは日本の方です。
最初満面の笑みで迎えてくれた社長さん(←3期目で黒字化になることをすでに報告していたからだと思う)は、本当に凄い!と私を褒めたたえてくれた。社長さん曰く、長い間コンサルティングをしているが、3期目で黒字化した現法はほとんど無いらしい(←あくまで社長さん曰くです 笑)早くても5年、6期目で黒字化の中、3期目は本当に素晴らしい!(←とても有り難いお言葉だが、この後、閉鎖の話がだんだん辛くなってくるやん!)
私:「ありがとうございます!みなさんの協力があってこそ、実現できたと思います。起ち上げにもとても優秀な○さんを弊社の担当にしていただいたからこそ、時間短縮が可能になりスタートダッシュが出来たと感謝しています。」
社長さん:「いえいえ、古川さんとは日本にいらっしゃる時からのお付き合いですし、御社の状況もよく理解していたので出来る限りのことをさせていただいただけです。よれより今日はどういった件でしょうか?何かお困りでしょうか?(←私の表情を読まれたか?)また、何か次の一手をお考えですか?(←次の一手の相談です)」
私:「はい。実は弊社を閉鎖することになりまして…」
社長さん:「えっっっっっっ!!!(恐らく文字にしたらこんな感じだったと記憶しています 笑)」
私:「はい。その『えっ!』なんです。それで今日はご相談に来させていただきました」
社長さん:「ちょっと待ってください!意味が分かりません!まずは状況を教えてください!閉鎖って会社を閉じることですよね?どうしてですか?」
私は、社長さんに丁寧にこれまでの経緯(←コーヒービジネスも含)を報告しました。途中私の話を遮ることもなく、真剣に私の話を聞いてくれた社長さん(←今も感謝しています!)は、私の報告が一段落すると、ソファの背もたれに体をあずけ…
ふぅ~。
と大きなため息をつかれました(←なぜか涙がでる、らい)恐らく上海駐在して初めて流した涙だったと思います(←初めてって、他にもある?笑)
社長さん:「(弊社本社の社長のことをよくご存知なので)あの社長さんなら、もうその判断をひっくり返すことは出来ないでしょうね~(←ですよねって、ウチの社長ってどんな評価?笑)それにしても、もったいないですよ!もったいなさすぎますよ!」
私:「はい!そうなんです。せっかくこの上海で私が起ち上げ、ようやく独り立ちできるようになって(←まだまだヨチヨチ歩きですが)、いざ、これから!の段階に入ったと思っていた矢先にこの話ですから。先程申した通り、コーヒービジネスの件で睨まれて、社長交代劇だと予想した私の読みの甘さもあったと思います。」
社長さん:「いや!古川さんは何も悪くないですよ!」と私を慰めてくれる。
社長さん:「私個人的に意見としては、コーヒーの件に関しては古川さんの肩を持つ訳ではないですが、御社の社長さんは判断は間違っていると思います。ただ、会社経営という立場からとなると、社長さんが間違っているとも言い難い!口に入れるモノを嫌う社長さんは結構いらっしゃいますから。
でもね、私はいつもお伝えしているんです。そんなことを言う社長さんが大手企業の経営やグループ、チェーン店でなはい、町の居酒屋に行かないですか?というと、行ってるんですよ。大手企業関係の飲食店じゃないと絶対に行かないという徹底したポリシーがおありならまだこちら側も理解できるんですがね。しかも、古川さんところは卸だけですから、食品の管理面で問われることはまずないですよ。だって○○さん(中国大手珈琲メーカー)が、経営されているレストランでしょ?なんだか腑に落ちないですよね。自分は行くのに、自分の会社となると許可しない(←確かに仰る通り!さすが、列強のコンサルティング会社の社長さん!)」
社長さんは、私の腹の中に溜まっている膿を出してくれるように、仰ってくれた(←本当に感謝しています!)」
私:「ありがとうございます。ご理解いただけるのは、もう○○さん(←社長さん)しかもういません。あとは、本社の先輩だけです。部長も今や社長のイエスマンに見えてきましたから…」
社長さん:「分かります。そのお気持ち。で、古川さんのことですから、転んでもタダでは起きない作戦をお考えということですね?(←あれ?すでに腹の内を読まれてる?)」
私:「はい、実は現法閉鎖にあたっていろいろと考えていたんですが、今日お邪魔したのは、その判断の良し悪しをまずご相談したいと思って来ました」
社長さん:「望むところです!聞かせてください!」
つづく…。(←もうちょっとだけ先を書け!笑)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?