その後…

どうも!高倉JB珈琲のらいです。

お笑い芸人もしていませんし、絵本作家もしていませんし、国内最大のオンラインサロンの運営もしていません、アルバイトをしながら高倉JB珈琲で自家焙煎のオリジナルブレンドのコーヒー豆を通信販売(powered by BASE)で販売しています。この記事は、コロナで卸の売上が無くなり、個人様向け(←飲食店さんの方が私より厳しい状況)にシフトを切替えてゼロからどのように起ち上げていくのかを記録のために書いています。

昨日ついに『お前って誰なん?』シリーズが簡潔しました。これまでお付き合いいただいた皆様に本当に感謝しています。(←昨日の記事はココ

今日からは、その後の上海駐在生活についてほんの少しだけお話しようと思っています(←信用出来ない)いやいや、書くことはまだまだたくさんありますが、それでは何度も言いますが、高倉JB珈琲の復活物語にたどり着くのかどうかすら分かりませんからね。その間に2度の離婚などもあり、もう盛り沢山で波瀾万丈ですから!(笑)

そっちの方がお話としては、正直面白いかも知れませんね。

まあ、それはそれとして…。

結果として、コーヒー豆の事業は無くなった上海現地法人のらいです。新たな売上の柱を築くべく、奔走していました。また、当時は珍しく海外企業の小規模商社でありながら、中国国内商売(←商社の場合、輸出入の許可のみが多い)の許可も取得できていたこともあり、輸出や輸入に頼らず、中国国内で完結できるビジネスも視野に入れて活動していました。

まあ、今期はどれだけ頑張っても赤字確定なのですが、来期黒字化の契約はすでに締結しており、それを反故にされないようフォローもしながら、いろいろと触手とアンテナを張り巡らせて活動していました。

そんなある日、突然本社海外部部長(←社長室へ一緒に行ってくれなかった部長)から、携帯がなりました。

外出先で打合せ中だったので、折り返しますとだけお伝えして電話を切ったのですが、その時の声の雰囲気がちょっと気になっていました。

夕方会社に戻り、本社へ電話しました。内容は、急で申し訳ないがという前置きのあと、来週部長が上海へ出張するので、ホテルの予約と訪問顧客先のアポイント、それとアテンドの手配をして欲しいと、ごく普通の内容でした。

一通り部長のスケジュールを確認しながらメモを取り、訪問先のお客様との夜の食事先などの詳細もあらかた決めて、そろそろ電話を切ろうと思った時、部長が「着いた日の迎えはいつも通り要らない(←部長は中国語が日常会話程度は問題なかった)から、その日はちょっと話があるから、その晩は、二人で肉でも行こうと」珍しく2人でと言われたことに違和感があった。部長は上海に来られた時は、大抵スタッフ(←と言っても私以外2人しかいないが)とみんなで食事するのだが、今回は最終日にみんなで食事するように言われた。

ん?なんの話?嫌な、とても嫌な予感がした。

普通な感じで「何かありましたか?」とお聞きしても

「まあ、そん時(←その時)話するわ」と受け流される。ということは私に事前準備をさせない意図もあるに違いないと読んだ私は、「了解しました」と普通にお返事、電話を切った。かあり嫌な予感…。

おそらく、今回の件(←コーヒー事業)で、社長に睨まれたので、担当替えで2代目が上海くるのだろうと予想できたので、私はスタッフに部長の出張の予定を報告し、アポイント等の指示を出した後、引き継ぎ資料の準備を始めた。あの社長のことた。いくら嫌がったところで覆らないのは、みなさんもお分かりの通りだと思います。笑

明けて翌週、部長が上海の会社へ来られました。一通りみんな(←と言っても私を含め3人だが)挨拶が終わり、部長が「ちょっとええか?(←時間ある?)」と外を指さす。

やっぱり、選手交代(←上海現地法人社長交代)だな。私は確信した。

テナントとしては言っているビルの1階にあるレストランだったと記憶しているが…、部長と私は入っていった。すでに私の顔を知っている店員さんばかりなので、店員さんは、笑顔で奥にある良い席を案内してくれた。

部長もその感じに驚いていて、「ココよく使うんか?」と食事に利用しているかを聞いてきたので、「この辺りと○○地区は、ほぼ抑えていますよ (笑)」と。

2人とも食事ではなく、コーヒーを頼むと、部長が本題に入った。

つづく…。







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