上海駐在物語 エピソード1 十兵衛5
どうも!高倉JB珈琲のらいです。
お笑い芸人もしていませんし、絵本作家もしていませんし、国内最大のオンラインサロンの運営もしていません、アルバイトをしながら高倉JB珈琲で自家焙煎のオリジナルブレンドのコーヒー豆を通信販売(powered by BASE)で販売しています。この記事は、コロナで卸の売上が無くなり、個人様向けに合ったブレンドをゼロから作り、事業としてゼロからどのように起ち上げていくのかを記録するために書いています。
私の住んでいる堺市では毎週火曜日の午前10時にワクチン接種の予約が開始されるのですが、今はLINEで予約が出来ると言いながら、いつも一瞬で繋がらなくなり、繋がった時には本日予約可能分は全て終了致しましたと2週連続言われている、らいです。電話で聞いたら、開始8分で終了したそうです。『ジャニーズかっ!』とツッコミたくなりました。笑
本題に入る前にお知らせを2つさせてください。まず、毎度お馴染みとなりましたが、高倉JB珈琲の公式LINEができました。ココでは、新しいコーヒーのブレンド(←現在新しいブレンド開発中!)のお知らせや、キャンペーンの情報をいち早く発信していこうと計画しています(←まだ計画段階ですが…笑)リンクを貼っておきますのでぜひ、今のうちに高倉JB珈琲公式LINEの登録お願いしま~す!
そして、お知らせをもう一つ。高倉JB珈琲インスタグラムが現在稼働していないのですが、今計画中のことを近日中に実験的に開始したいと思っているので、自家焙煎の『コーヒーおやじ』がやる実験を見てみたいと、ご興味がある方は、今のうちに高倉JB珈琲インスタグラムのフォローをお願いいたします。
さてそんなこんなで、今日の本題です(←昨日の記事はココ)
普通に始まってしまった『エピソード1十兵衛』ですが、そもそも論のお話ですが、十兵衛の名前の由来(←私と同年代の男性の方なら、おおよそ察しがつくと思いますが… 笑)について今日はお話したいと思います。上記の方のご推察通り、十兵衛の名前の由来は、『柳生十兵衛』からいただきました。私のnote記事(←1巻の224ページシリーズ)をお読みいただいている方なら、『あれ?武蔵じゃないの?』と思われるかも知れませんね。でも私の中では、『宮本武蔵』は指針となる人物となり、判断の基準となる人物なので、ペットであり、パートナーでもあるワンちゃんに『武蔵』と名付けることが出来ません。となると、いよいよどうして柳生十兵衛から『十兵衛』をいただいたのか?ってなりますが(←ま、どうでもいいと言えばどうでもいいのですが…笑)
柳生十兵衛に関する所説の中に一つにものすごく私が共感したことです。その所説の一つが事実かどうかは定かではありませんが、私の心を鷲掴みされた所説なので、簡単にお話します。
時は江戸初期にまで遡ります。家康が江戸幕府を始め、将軍家光の時代になには将軍家指南役(徳川家の兵法指南役)となっていた、柳生宗矩(やぎゅうむねのり)の長男であった十兵衛は、3代将軍家光の文字通り兵法指南役(←武術の先生)兼今で言うボディガード役を仰せつかっていました。ある時十兵衛の耳に『家光暗殺』の噂が入ります。現代なら警戒体制を強化して暗殺を防ぐ、『待ち』の姿勢となるのでしょうが、当時十兵衛が考えたのは、暗殺の首謀者を抹殺することです。しかし、常に家光の側近としてボディガードをしていては、『待ち』の姿勢となってしまう…。考えた末に十兵衛が出した結論は、『家光の元から離れる』ということでした。しかし、普通に側近が交代となると暗殺者は、十兵衛が自分達を探しに来ると推察され姿をくらましてしまう。つまり、十兵衛が自分達を殺しに来ることが簡単に予想された時代なのです。それでは、暗殺者は影を潜めてしまうに違いない。そうなれば、彼らを探し出すことも出来ないし、家光の元を離れる意味がなくなる。
要するに、自分(←十兵衛)が家光の元を離れることで、相手に『家光を討つのは今だ!』と油断をさせ、暗殺の計画を実行させる『隙』を彼らに与えることで、彼らの行動が分かり、誰なのか、いつなのか、を探り安くなる。でないと家光の元を離れる意味がない。しかし、この計画はイチかバチかの計画であり、下手をすると自分が暗殺者を抹殺する前に、家光が暗殺されることにも成りかねない無謀な計画でもある。
家光から絶大な信用を得ている十兵衛は、自分の計画を家光に伝えることをためらいます。家光、いや天下の将軍に余計な不安や心配をさせる訳にはいかない…。考えあぐねた結果、ついに十兵衛は動き出します。
つづく…。