漫画を読む罪悪感がなくなる書籍『武器としての漫画思考 』
最近、書籍よりも漫画を読むことが
多くなっていてなんだか
勝手に罪悪感をいただいていました。
別に悪いことをしているわけはなく、
好きで読んでるんでいいんですが、
なんとなーくもったいない感じが…
そんな時に目に飛び込んできたのがこちら!!
『武器としての漫画思考 』保手濱 彰人(著)
タイトルからもわかるように
漫画は立派な武器になる!
という漫画を全面的に肯定している内容。
今の自分にぴったりだと思って購入。
読んでみて漫画を読む罪悪感がなくなったのと、
読書熱が復活してきました!
ということで、
この本からの引用と気づきを紹介します。
リーダーの仕事は「戦わずして勝つ」
【行動】チームリーダーとしてマネージャーとメンバーの橋渡しをする
会社を戦に例えて…
王=経営層
将=マネージャー
兵=現場
とすると、経営層は直接現場に指示はしない、
現場をまとめるのはマネージャーの仕事、
経営層はマネージャーと
密にコミュニケーションを取って
現場のことは任せる。
ただし、経営層はビジョンによって
現場と繋がってる必要がある。
こんなことが書かれていました。
まさに会社と戦は似ている。
『メタ思考』にも似たようなことが書いてあり、マネージャーの本当の役割は通訳とあったが、
これにも通ずる部分。
チームリーダーとしてマネージャーとの
コミュニケーションを取りつつ
現場の舵取りをするには
全体を俯瞰して捉えておくことが大事。
個人主義的な側面が強い日本人
【行動】常に見られてると意識することで裏表のないように振る舞う
日本人の親切さの裏側として
実は個人主義的な側面があったという意外な話。
たしかに他人に迷惑を掛けることを嫌ったり、
人目を気にするという特性はあると思ってたけど、
それがルールを遵守するに繋がり、
親切さにも現れてるというのは面白い切り口。
また他の側面として、個人主義だからこそ
技術が高められたとも書いてありました。
個人的にも誰かに見られてる時と
そうでない時では意識的に変わるから、
それが行動として出ないように
可能な限りフラットな状態でいたい。
「闇堕ち」により攻撃的な態度をとってしまう営業パーソン
【行動】悩みの受け口としてキャリア相談で役に立つ
悩みを相談しない比率が欧米と比べて数倍高い、
という話をはじめて聞いた。
たしかに心療内科とかに馴染みが少なく、
最近になってようやく理解が広まった感はある…
その反面で、占いや水商売の市場規模が
大きいということも初耳。
占いの市場規模が世界の20も占めるとは…
やっぱりどこかでバランスをとってるとは思うけど、
ここにも書いてあるように
本来はカウンセリングが必要だとしても
そこに辿り着かないケースが多くなるとすると、もっとカウンセリングや臨床心理が
広まるのほうが望ましいのかも。
個人的にもキャリア相談を通じて
その良さを実感しているし、
そこからキャリアコンサルタントの資格を取ったので
この分野についてはもっと広まってほしい。
本書にも専門的なカウンセリングや
臨床心理と違って、占いや水商売では
トラウマの根本的な解決に至りづらいことが
ネックとの記載があった。
ローマ皇帝でも日々、悩んでしまう
【行動】社内をSCARFモデル視点で観察してみる
ここにあるように裏側に隠れた求めているものや脅威…
(社会的地位、未来が明確か、
自分で決められるか、周囲との人間関係、
公平性)が大事。
たしかに、仕事で自己決定権の幅が狭いと
脅威に感じる。
これは「自分で決められるか?」を脅かされるから。
会社の将来性が信じられないと転職する
というパターンは、
「確実性」未来の明確さが脅かさられてる。
逆に社会的地位を報酬と感じたり、
人間関係や公平に接してもらえてることを
報酬としてもらえる人もいる。
マネージャーはここを考えたうえでの
コミュニケーションが必要ってのは納得感ある。
ただ正直にそこを話してくれるわけじゃないから、
SCARFの切り口がひとつのヒントになりそう。
例えば、お金のために働いている
という人でも、実は社会的地位を
脅かされたくないと思ってるかもしれないし、
周囲との人間関係を大事にしてるかもしれない…などお金はただのツールでしかない
といことも考えられる。
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