英文パターンとは？

私は前にご紹介したサイトRavelryで
自分の作ったオリジナルデザインを発表しています。
私のパターンを編んでくださる方は、実はほとんど日本人以外の方が多いです。
それは私が英語でパターンを発表しているからです。
（一部日本語のパターンもあり）

自分のオリジナルのニットのデザインを英語で表現するなんて凄い
と思うかもしれません。
しかし英文パターンと言うのは意外とシンプルで
そして日本式の編み図よりも私としては簡単に思います。

文章形式のパターンと言うのは、
まるで電話越しに編み方を伝えるような方法に似ています。
例えば棒針の基本として表編み、裏編みという編み方がありますが、
文章のパターンになると、（表編み２目、裏編み2目）、（かっこ）を繰り返す。などどのように編むべきかを文章で表現するのです。
そして表編みはKnit、裏編みはPurlと英語で表記するのですが、
それを短縮してKnit＝k、Purl＝pと略すのです。
ですので英文パターンを見るとまるで暗号のように感じるかもしれません。
しかし、読み解いていくとちゃんと作品が出来上がるようになっています。

パターンを販売するときはファイルをPDFのファイルにして
それをサイトにアップロードすると言う形になっています。
購入者はPDFファイルをダウンロードし、
そのままデジタルファイルとして使う方もいれば、
プリントアウトして使う方もいます。
販売者も購入者もデジタルファイルのやりとりなので
無駄な在庫を抱えることなく気軽に編み物を楽しめるのです。

私自身も最近はほとんど本として出版された編み物の本を買う事はなくなりました。

Ravelryと言うサイトには数多くのパターンがデータベース化されており、
有料無料たくさんの人気のデザインが集まっています。
気に入ったパターンがあれば、選択してそれをダウンロードして使うことができるようになっています。
1つのパターンの値段についてはデザイナーさんによってまちまちですが
大体3 、4ドルから7ドル位です。

好きなデザインをピンポイントで購入し、しかもデジタルファイルですぐに手に入れることができるのはかなり便利です。
その利便性を活かして、私もこれまで90作品以上もオリジナルデザインを発表してきました。

https://www.ravelry.com/designers/takako-takiguchi

そして今回、こちらのnoteでも、オリジナル作品を購入いただけるよう準備をしているところです。PDF形式のファイルとなります。
ほぼ全て英文パターンとなっておりますが、一部日英２ヶ国語対応のものもあります。簡単なパターンの紹介文も掲載予定ですので、ご購入前にご確認ください。