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イベントコンパニオン時代の思い出
こんにちは、ケイティです。
アラフォー女性の雑記noteです。
今日は「イベントコンパニオン時代の思い出」話。
10代後半から20代前半の頃、
私はイベントコンパニオンをしていました。
用意された衣装を着て、展示会でブースに立ち、
チラシを配ったり受付をしたりするお仕事です。
衣装はさまざま。
ショートパンツにノースリーブ、
真っ赤なワンピに白いロングブーツ、
メイド服、カウガールスタイル、
などなど。
このお仕事をしていた理由は、
とにかく日給が良くて楽だったから。
あと可愛い衣装を着れて楽しかったから。
実際、とても楽しかったです。
東京ビックサイトや幕張メッセ、
何度も行きました。
世の中にはこんなに展示会があるのか、
と知らない世界をのぞくのも楽しくて。
可愛い衣装を着ているだけで、
自分が可愛くなったわけではないけど、
数人の女性がお揃いの衣装でいると、
やっぱり目立つし、なんとなくちやほやされる。
それも正直嬉しかった。笑
だけどしばらく続けていると、
「脳みそなくなりそう」
という気持ちになってきました。
なんせこのお仕事は、
一日中、笑顔でチラシを配るとか、
笑顔で「こちらでーす」って言うとか、
それだけなんです。
なんの能力もいらない。
大事なのは、20代くらいの女性が
可愛い衣装を着て笑顔である、というだけ。
脳みそ使わなすぎて、
このままではバカになる、って思いました。
それでも私はその頃
舞台役者になりたい、という夢があり、
事務所に入ってレッスンを受けたり、
オーディションに行ったり、
小さな仕事をしたりしていたので、
「イベコンも人前に立つ練習」と思って
続けていました。
その後、その夢をあきらめた時、
イベコンもやめました。
中には
30代でもイベコンをやっている人はいたけど、
やっぱり少し浮いていたし、
続けていく人は、
「イベコンを派遣する代理店側の人」になるか
「MCや本格的なモデルを目指す人」になるか
という感じで
「ずっとイベコンの人」ってめずらしかった。
大事なのは「若さ」だからです。
今アラフォーになって振り返って、
あの頃は楽しかったし、
あの頃しかできない経験をしたなって思ってます。
最近は女性アナウンサーの接待とか
そういうニュースがありますが、
イベコンはそういうことはなかったですし。
(一度だけ、出張した時に、
代理店の方とクライアント先の方と
数人で夜ご飯を食べましたが
一緒にお仕事するのが二度目だねーってことで
楽しくお食事をいただいただけでした)
「若さ」の強みってありますよね。
なにせそれだけで輝いているし謎の無双感がある。
イベコン仲間はまさにそんな感じで、
みんなキラキラと自信にあふれていました。
この先の未来が輝いていると、
信じて疑っていなかった。
楽しい経験をしたんだな〜って思ってます。
その時にしかできないことってあるから、
今日もまた、今日しかできないこと、
やっていこう。
ではまた〜!