AsiaとEuropeでの産後の扱いの違い。
日本では。
”里帰り出産”なるものが有り 産後の動けない時期を実家に戻って出産することで母親が助けてくれる、という有難い制度?慣習なのだが。
若しくは実家から母親が手伝いに来てくれる、という場合も含めて
ここに於ける”手伝う”とは 私達の認識では”全て家事、炊事、掃除洗濯等々”を母が代わりにやってくれて産後の体の絶対安静を助けてくれるという認識で有り 普通にはそれは間違って無いかと思う。
産褥期って言葉がある位だし、産後は兎に角”動くな!””安静に!”って認識だが。
今回フランスで出産した超超安産?な私は。
勿論両親がパリに来るなんて無く’(父はまだ現役で働いており、母はそのSuportが最優先。しかも2匹の溺愛しているミニピンがいる。)フランスに里帰り出産という概念もなく基本オットと二人で切り盛りするのでまあなんとかなるだろう。と考えていた。
そこに。義理の母からのメール。
”Takako,産後頼ってね!!ご飯も作るし何でもするから!”とのこと。
有難いなー!と思いながら パリにはオットの妹、義母の娘ちゃんが4月に出産したばかりでちょくちょく来ているのでまあそれも兼ねてだろう、それなら気が楽だな〜。産後2週間くらいで来るのかな〜とかふわりと捉えていた。
そして出産。
驚いたのはまだ入院している最中から既に待ち切れなくて来ちゃってた事。
まあ、それは良しとしよう。
彼女が来る理由は勿論孫を見たい!が一番だが一応建前上は”I can help you!" ”何かお手伝いでも。”的なことがメインと言っていたし聞いていた。
ので、Asian的な”全部やるよー!”的な事をImageしていた。
ここで非常に驚いたのだが彼女がメインでしているのはBebeを抱っこして座っているだけ。爆笑
料理も勿論頼めばしてくれたのかもしれないがふらっと午後に来てSofaに座りBebeを抱っこし(うちのBebeは基本泣かないし殆どお利口さんに寝てるので手は全く掛からない。そして夜中も下手すると4〜6時間寝ちゃってるので殆ど寝不足にならない)嬉しそうに見てるだけ。
洗濯物をするとか、ご飯作るとか一切なし。寧ろ帰宅したその日から洗濯とか一切の家事を私は体が動くししんどく無いからやってるのだが。
はて? はて?んん???
これって何の為にきたのだろう?と実は不思議だった。笑
そしてそれをオットにも勿論話した。
Helpしに来たって言うけど別に私のHelpにはなってないよね? ってか寧ろ私がご飯作ってるし。笑
そして数日Parisで過ごしたのち帰宅。
この話をうちのお掃除を週1〜2回してくださるフィリピン人の女性にしたら”Franceはそれ!!!Asiaの産後手伝う。と全く違うのよー”
”FranceのはHelpじゃなくてVisit" お友達がBebe見に来るのと同じ。
そういう文化なの。と教えられて超納得。
なるほど、私達はAsianだから義理の母だろうと、母だろうと”手伝いに来る”と言われたらぜーーんぶやってくれる、と思い込んで居た。
が、こちらのそれはつまり”Bebeに会いに来るお客様”なのだ。
そして産褥期という概念もない。だから産後絶対安静とか重い物を持たせないとか気付かないのだろう。
なーるほどね。妙に納得。
義理の母は因みにとても穏やかで女性らしく大人しく控えめで良い方だ。
私とは真逆の性格だけど。笑
文化が違うと概念も違う。
所変われば常識も変わる。
これって体験しないと気付かなかった〜〜笑