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感謝される事が嬉しいのではなく。貴女が喜んでくれた事が嬉しいのです。

私は歯医者をやっていた時より。

女優をやっていた時より。

自分のブランドを立ち上げてデザイナーに成ってからの方が間違いなく多くの方を笑顔に出来ている、そんな気がしている。

勿論これで生活をしているので。無償でも無いし。テイラーさん達に値段交渉なんてしたく無い。きちんと一人の技術者として適切な価格をお支払いしたい。その為には適切な価格で売らなければ無理だけど。

デザインする時。それをテイラーさんとやり取しながら仕上げる時。私はずっとワクワクしている。多分誰よりも何よりもワクワクしている。

そしてそれは私だけじゃなくて作り手であるtailorさんも実は同じ様にワクワクしてくれいてる。パーツ一つ一つ柄合わせをして、チュールの付け方を考慮して。1cmの幅に拘って本当に手作り、手探りで”PIn!!"と来る物を作るのでワクワクが止まら無いのだ。

そんな風に作ったOnly Oneの服が、又は企業様の制服が。着物に呼ばれた様にClient様の目に入り。一期一会の出会いの様に引き寄せられ、恋に落ち。

お買い求め頂き。そして。そこからが。私たちの本当の出番なのだ。

購入して”後に生じるstoryが私達の一番のポイント

それは、何か?

Takako Hottaをお買い求めになる多くのクライアント様は、”着る”理由が有って探し求めてうちの服と出会われる方が多い。それは人生のハレの舞台の”Wedding"だったり久々に会う人達との同窓会だったり。又はBrandingだったり、従業員のmotivation Upだったり。海外出張時の大切なmeetingの場で有ったり。人によっては高級住宅街での犬の散歩だったり(笑)する。

だからその日が来るまでワクワクが止まらず。そして何より。お召しになられた時の”反響”の大きさに更に喜びが爆発するのだ。

私はこの為に。

服作りをしているのだ、と強く感じる。”ありがとう”の言葉よりも”嬉しい!!”の弾ける様な笑顔が見たくて。

例えば普段そんなに容姿の事を言われるタイプの方で無かったとしても。Takako Hottaを着た時に”うわーー!綺麗!”と投げかけられた言葉でその人の1日が、その先の人生が変わるのだ

たかが服。

されどこの溢れんばかりの多様性の中で。余ったものを捨てる飽和の時代で。

いや。時代だから、こそ。

そんな服が無くてはダメだと思うのだ。


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