見出し画像

暗号資産:最新ニュース2022年1月号

こんにちはー!

今月から新しい試みです♪
暗号資産関連(仮想通貨やメタバース)の気になるニュースを毎月まとめていきたいと思います!この業界は本当、毎日毎日かなりたくさんのことが起きていて、「全て読んでいる暇なんかない!」という方や「一箇所にソースをまとめたい」という方に最適です!中身を全て読む時間がなくても、大きくこのようなトピックが話題になっていることを認識できるだけでも有益だと思います♪

では、早速直近で暗号資産の世界で何が起きたのが一緒に振り返ってみましょう。

暗号資産全般

『暗号資産マーケット、グロース株との連動が高まる』

バロンズ、1月14日の記事
”Crypto and Stocks Look Increasingly Correlated. That Has Raised Risk Fears.”

もともと、暗号資産が作られてた背景としては現行通貨(米ドルや日本円)のインフレを回避しかつ中央銀行などの中央集権型から離れる背景がありました。しかし、ここ最近は、グロース株が売られるタイミングで暗号資産も大きく調整することがたびたび起きています。

S&P500との連動

もちろん、ボラティリティについては暗号資産の方が圧倒的高く、1月の間の最大下落率(イントラの最高値と最安値の比較)を見るとQQQは17%BTCは30%ETHは44%でした。

QQQ(緑)、BTC(ピンク)、ETH(青)1月の価格推移%


『SEC、ビットコインETFの可否判断を再度延期』

コインテレグラフ、1月4日の記事
”Bitcoin ETF decision delayed, SEC commissioner wonders why”
ロイター、2月4日の記事
”U.S. SEC delays decision on Grayscale's spot bitcoin ETF”

米国証券取引所は暗号資産の資産管理会社のNYDIG(New York Digital Investment Group)とグレースケールのビットコインETFのプロポーザルについて、判決を延期しています。NYDIGについては昨年の2月にプロポーザルを出していて、1年ほど経っていますが、判決の延期の理由は示されていません。価格への影響は特になし。

『Google、ブロックチェーンへの前進』

ブルームバーグ、1月19日の記事
”Google Forms Blockchain Group Under Newly Appointed Executive”
バロンズ、2月2日の記事
”Google CEO Sundar Pichai Name-Dropped Blockchain. It Could Shake Up Cloud Computing.”

Labs(ラブズ)、というブロックチェーン、VR、ARなどを取り扱う新しい部門に、エンジニアリングVPのシヴァクマー氏が選任されました。これまではブロックチェーン関連の企業へクラウドサービスを提供しているくらいで、特段暗号資産の新規プロジェクトの発表はありませんでした。
また、今週Google(アルファベット)の決算発表でも、初めてCEOのスンダーがブロックチェーンについてコメントを出しています。

DeFi

『ポリゴン、EPI-1559アップグレード実施』

クリプト・ブリーフィング、1月18日の記事
”Polygon Activates EIP-1559 Upgrade”

以前にイーサリアムのガス代(燃料)に関連してEIP-1559について書いたので、詳細を知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
ポリゴンはアップグレードにより、MATIC(ポリゴンの通貨)を焼却するシステムを採用するので、デマンドが急激に落ちない限りデフレの効果をもたらす。

『カルダノ(ADA)アップグレードにより、ネットワークキャパの大幅増加』

フィンボールド、1月24日の記事
”Cardano average blockchain load hits an all-time high of 94%”

イーサリアムのライバルとされているカルダノですが、1月に平均ブロックチェーン・ロード(blockchain load = ブロックの使用率)のが過去最大の94%を到達しました。この数字が高いことが意味するのは、ブロックチェーンにてより多くの数を一変に処理できることから、カルダノではイーサリアムの一番ネックとなっている高いガス代が比較的低くなります(1月のガス代を比較すると500分の1だったそうです)。

『OpenSea、NFT取引所が月次最大取引高を達成』

ビー・イン・クリプト、1月18日の記事
”OpenSea Records All-Time High Monthly Trading Volume”

世界最大のNFT取引所は、月次取引出来高として$3.7B(約4000億円)を達成しました!また、$300M(約330億円)シリーズCの資金調達を終え、バリュエーションもなんと$13.3B(約1.5兆円)となりました。

メタバース

『Google、AR眼鏡に再挑戦か』

テックタイムズ、1月20日の記事
”Google Project Iris is an AR Headset Kept in Secret; When Is it Coming, Will it Rival Other Hardware?”

2024年までAR眼鏡をローンチすると期待されています。2014年にカードボードという名前でローンチしたのですが、名前の通りダンボール素材のAR眼鏡です。下記の写真のように、携帯を挟み込む形式で機能します。

当時は画期的なアイディアとされていましたが(テッククランチの絶賛記事)、2021年3月にディスコンされました。

『マイクロソフト、メタバースへの戦略』

ニューヨークタイムズ、1月20日のポッドキャスト
"Microsoft and the Metaverse"

1月に発表されたアクティヴィジョン・ブリザード(有名ゲーム:キャンディー・クラッシュやコール オブ デューティ)の買収はマイクロソフトのメタバースへの大きな一歩として考えられています。以前からゲーム事業にも継続的に投資をしてきて、Haloやマインクラフトなどの大人気ゲームを出しています。
買収で一番話題になったのが、$68.7B(約7兆円)との巨額の金額(マイクロソフトとしても最大の買収金額)とアクティヴィジョン・ブリザードのCEO・会社の数々のセクハラや社員不平等問題でした。
また、マイクロソフトCEOのサティヤ氏はメタバースは「次のインターネット」であるとコメントしています。

以上、1月の暗号資産ニュースでした!
また来月も楽しみですね♪

いいなと思ったら応援しよう!

Takako
皆さま、読んでくださり本当にありがとうございます! これからより分かりやすく、メッセージを届けられるよう、今アニメーション作成等勉強中なので、応援いただけると嬉しいです!