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2024年4-5月のふりかえり

2024年4月、博士課程の学生になった。まさか、自分の人生がこんなふうになるとは思ってもみなかったから、人生って不思議なことの連続である。

色々大変だった4月を乗り越え、5月は、ちゃんと5月病になった気がして、気づいたら6月1日なっていた。博士課程の学生として、何年で終わるのかも、博士号を取れるのかも、正直色々自信ないけれど、ここに入ったからには終わりをちゃんと迎えたいとおもう。とりあえず、5月病に終止符を打つために、noteを開いてみた。あと、あとからふりかえったときに、そういう日々だったのか、と思い出せるように。

出会いと再会

4月は多分5月よりも頑張ってたみたいで、いろんな人との出会いや再会があった。そのうちの一人に、文系の博士号取得3年で終わるよ、とその36ヶ月の出来事をまとめた1枚の紙をいただいた。それはそれは、着実にこなし、積み重ねた日々だったのだろう、2.5年で卒業できるくらいには、要件が揃っていた(私の所属するところでは、早期で卒業するには、規定の要件の倍以上の成果があることが基本らしい)。美しかった。やればできるんだ、と希望を見せてもらった。それを自分ができるかは置いておいて。

4月にあった出会いといえば、まりねえ。神奈川に母ができた。大学の先輩でもある。料理を教えてもらった。おかげで料理が少しずつできるようになった。これで、フィールドワークでホームステイさせてもらえることがあっても、何かしらご飯つくることくらいの貢献はできそう。考える力があっても、人のお腹を満たせなきゃねえって言われて、考える力があるのかどうかはさておき、人のお腹を満たせるということへの憧れが湧いてきた。泊まり込みで調理実習なるものをさせてくれて(笑)、帰りには、どっさり手土産も持たせてくれる。通称Uberまりこ。本当にありがたいことです。

まりねえは、フィリピンの研究も応援してくれて、9月以降は、ちょっと長めにフィリピンに行きたい。一旦フィールドにどっぷり浸かりたい。2024年後半のプランが出来上がってきたのは、5月のゴールデンウィークの時期のことだった。

ご飯をつくること

まりねえとの出会いのおかげで、自炊できる幅が広がり、毎食2-3品はおかずがある生活。それはそれは幸せだし、駅からスーパーに寄ってお惣菜など買うことなく家に直帰するようになる。あと、ご飯は炊飯器で炊くのをやめて、土鍋・・・ではないんだけれど、ホーロー鍋で炊くようにしたら、ちょっと手間はかかるもの同じお米でも美味しさ倍増。幸せです。つくるもののレパートリーが増えるとスーパーで手に取る食材の種類も増える。当たり前のことなんだけど、いつも同じようなものしか買ってなかったんだなとか、買い物するときいつも通っていたはずなのに全然目に入ってなかったんだとか、気づくことも多かった。

学部時代から一人暮らし生活でお世話になっていた〇〇の素シリーズ。楽できて好きだったし、とてもとてもお世話になっていたのだけれど、料理をつくりはじめるとなくても生きていけるし、料理の種類って五万とあるからそれを楽しめるようになると自然と手に取らなくなった。あと海外のフィールドワーク中にご飯を作ろう、ふるまおうと思った時にきっと〇〇の素シリーズはない。だから生きる力をつけようと思ったら、塩・砂糖・こしょう・酒・みりん・醤油・お酢・油など基本的な調味料で味付けできる方がよさそう。あと最近はナンプラーとごまペーストを愛用している。

兎にも角にも、まりねえとまりねえファミリーには、とっても感謝している。まりねえを紹介してくれた研究室の先輩にも。

心に潤いを与えてくれたドラマやアニメたち

とある仕事的な関係で、ブルーピリオドのアニメを改めて見る必要があり、Netflixの契約をすることにした(どんな仕事・・・)。たまたま映画やドラマに詳しい友達と久しぶりに会ったのもあって、推しのドラマたちを教えてもらってそれをみていたら、色々楽しくなって、帰宅するとNetflixを見ては時間が溶ける日々。こんなことしている場合ではないと思いながら、心が潤っていく感覚と、言語化できなかったものができそうな感じもあったから、まあいっかと許すことにして、たくさん見た(笑)。

『大豆田とわ子と三人の元夫』、後輩が2年前くらいにおすすめしてくれてて、この間会った友達もおすすめしてて、ようやくちゃんと見れた。色々面白いんだけど、とわ子がとにかくおしゃれ!あと三人の元夫とのやりとりもユーモアあるし、人間味あって面白くて、なんでも合理的にいくものではないのだよな・・・と思わさせてくれて面白かった。

あと、『不適切にもほどがある!』もみた。昭和と令和の間の平成に生まれた身としては、バスでタバコ吸うシーンで、あー確かに四角いタバコの吸い殻ケースついてる車あったな、とかなんか懐かしくなったりもした。人間関係もどちらがいいとかそういうことじゃないんだって思ったり、なんかちょっと重たいテーマになりがちなものも、ミュージカル風に軽く見せてくれたりして、あっという間に全部見た。昭和と令和の時代の特徴をうまく表してくれたものだったのかなと思って、面白かった。

そのほか、『アンチヒーロー』、『Destiny』あたりのドラマとか、アニメだと『薬屋のひとりごと』とか。結構たくさん見てたみたいだ。

友達の存在

4-5月は、とくに、院生仲間とたくさん時間を過ごした。たくさんお話しした。たくさん悩み相談もした。修士論文執筆期間中は、自分がなかったというか修士論文という創造物に徹していたためか、感情を持たない生き物になっていたのか(いやそうでもないかな)、久しぶりに喜怒哀楽についてこんなに言葉にした気がする。友だちの存在、いろんなことをお喋りできる存在はとっても大切だ。


研究以外のことをたくさん書いた。研究のことは、また改めて書こう。とりあえず、今月末から10日間くらい行くドイツの学会に向けて、論文をよりよくしていくのが直近のやらなきゃいけないことだ。

Keep Writing、今学期?今年?の合言葉。書き続けるためにも、noteもうまく生かしていけるといいな。


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