【22】ネパール2日目
こんにちは、前回の投稿からかなり時間が経ってしまいましたが、前回に引き続き、ネパールでのフィールドワークについて書きます。
全員が無事にカトマンズに集合した1日目。ネパール人の優しい面もちょっと苦い面も両方体験した1日目。
2日目は、ネパールの世界遺産である「パシュパティナート」にいってきました。
パシュパティナートはネパール最大のヒンドゥー教寺院であり、また、ヒンドゥー教徒の火葬場でもあります。
私たちが訪れている際にも、火葬場では次々にヒンドゥー教の遺体が運ばれ、最後の別れを惜しむ人たちの姿がありました。
世界遺産と聞いていたので、私の中では観光気分で訪れていましたが、火葬されているところや火葬する前の最後のお別れの場面を見ていると、なんだか複雑な気持ちになりました。
宗教は違っても、人が死んでいくときの見送られ方は日本も同じだなぁ。
この世界遺産は、観光の場ではなくて生活の場だった。ネパール人の生活の一部だったなぁ。
ヒンドゥー教徒しか入れない建物があり、宗教色をこんなにも強く感じたのは初めてだ。
などなど、宗教の違いから学ぶこと、宗教を超えて人間の生と死から感じること、
目に見えている光景が、不思議で、モヤモヤして気持ちが言葉にできない感覚。
この建物の奥は、ヒンドゥー教徒しか入れない
行って、最初はちょっと「うっ」となったのは事実だけど、日常では感じることのできない感覚を味わえました。
そして帰り道、
フィールドワーク参加者のみんなでネパールネームを考えているときに、
ある一人の女の子が話しかけてきました。
“Money money!”
と。途上国は初めてではなかったけれど、物乞いに遭遇したのはこれが初めてでした。
元気いっぱいで笑顔が素敵な女の子だったけれど、
その愛くるしさゆえに、ショックが大きかったのも事実です。
かわいいけれど、
お金を渡そうとは思わないから断る、
そうすると、その子から笑顔が一瞬消える。
私はその一連の光景がショックでした。
夜は、ウェルカムディナー!
日中は生と死について考えたり感じたけれど、切り替えて夜は思いっきり楽しみました!
ネパール料理、美味しかったです!
続く!
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