【47】ゴミ山へ行ってみて
こんにちは、
昨日は、今いるカガヤンデオロにあるゴミ山へ行ってきました。正確にいうと、このゴミ山は去年まで使われていて、今は使われていないそうです。前回、ゴミ山に行くために簡単に調べてまとめた記事がこちらです。スカベンジャーやスモーキーマウンテンのことがまとめてあります。
そんなゴミ山は、こんな感じでした。
確かに、ゴミがたくさんあるけれど、思っていたより山ではなかったです。それから、ただ、ゴミがどんどん山積みにされているかと思いきや、ゴミの上に砂?土?がかけられていました。ゴミは臭いのでその匂いを抑えるために被せられたものなのかな?と思います。
結構、広い敷地です。
未だ、ゴミ山の中に住んでいる人も。きっとこの人たちのことを「スカベンジャー」と呼ぶのだと思います。
子供たちとその家族と思われる方たちが住んでいました。このお家、全部ゴミ山から拾ってできているそうです。ちっちゃい子が写真右下に写っているバスケットボールで遊んでいました。
ここにいる子どもたちは、近くにある学校に通っているそうです。ただ、中学校や高校までちゃんと通えているのかはわかりません。
笑顔が光っている男の子。楽しそう。
写真から臭いまでは伝わらないとは思いますが、それはそれは堪え難い臭いです。そして、フィリピンの4・5月は真夏で、本当にジリジリする暑さ。こんなところで生活できるのか、、、と思わずにはいられませんでした。
笑顔で楽しそうな子どもたちを見ていると、苦しさや生活がいかに困窮しているのか想像できませんでしたが、でもきっと苦しさはあるのではないかなと思います。
もし、自分がここで生まれ育っていたとしたら、、、と想像するとぞくっとします。
もしかすると、世紀の大発明を起こす可能性を秘めている子どもがここにいるかもしれません。未来のイチローのようなスポーツ選手がいるかもしれません。生まれた場所や環境でその可能性が閉ざされないように、自分たちができることを模索していきたいなと思います。