たかこ先生のレッスン徒然日記vol.11
2021年もあと3週間ほどで終わります。
コロナ感染が少し落ち着いていますが、オミクロンが心配ですね。
少しでも心穏やかに年を越せるように願うばかりです。
♪♪♪
発表会で弾きながら寝ちゃったり、
三輪車でどぶ川に突っ込んだり、
字の認識が遅かったり、
時計の文字盤が理解できなかったり、
録音機に恐れおののいてたり、
幼き頃のたかこ先生、なかなか大変(笑)
小さいから仕方ない、と思う反面、
みんなができる、分かってることが出来ない、そのことを、幼いながらにも気にし始めていました。
出来ないこと、分からないことが悔しい。
なんとなく悶々としながら、
それでも自然に恵まれた環境の中で、のびのびと毎日を過ごしていました。
(上の写真:幼稚園児たかこ先生)
そんなある日の
「レッスンに行けない!?😱」事件
その当時ピアノの先生のお宅はおそらく歩いて10分程度だったように思います。
先生のお宅は普通の住宅街にあったのですが、母に教えてもらった舗装された道路ではなく、田んぼや畑の畦道を歩くのが、まるで道なき道を歩く感覚でとても好きでした。
いつものように先生のお宅に向かう田んぼの畦道を歩いていると、目の前をある物体が横切りました。
たかこ先生🌁フリーズ🌁
なんと体長40センチ程度の蛇が畦道を横切って隣の田んぼに入ろうとしていたのです。
たかこ先生身動き取れず。
そろそろと後ずさりし、そのまま帰宅。
あの蛇が追いかけてきたらどうしようとその日は一歩も外に出られず、レッスン断念。
初めてレッスンを休みました(涙)
つまんない。。
先生に聴いていただくのが何よりも楽しみなのに、蛇のせいで行けなくなるなんて!!
それ以降、その畦道は怖くて通れなくなりました。
休んだその日、
楽譜のなかから短調の曲を探して、レッスンに行けない悲しさを思いっきり心をこめて家で弾いていました。
(上の写真:私が使っていた楽譜です)
この曲の中間部が、自分の気持ちを表してるような気がして、涙をこぼさんばかりに弾いていた幼稚園児たかこ先生。
思い出すと笑ってしまうのですが、
でも、こうした感情と音楽的表情の交感は大事かなと思います。
(合ってるかどうかは別にして・笑)
この曲を弾くと今でもあの蛇が横切ってる風景を思い出します。