田中ピアノクラス発表会🎵
町田市でピアノを教えています田中貴子です。
いつもお読みくださってありがとうございます。
『たかこ先生のレッスン徒然日記』はゴールデンウィーク明けにゆっくり更新したいと思います。
昨日、ピアノの発表会が無事に終わりました。
お名前は伏せて曲目だけになりますが、プログラムの一部です。
出演は4歳の可愛いピアニストから人生の大先輩の大人の生徒さんまで、年齢層は様々です。
今回は親友のバイオリニストのお教室との合同発表会でした。
ピアノだけでなく、弦楽器の響きがあるのは素敵ですね!
室内楽大好きなので、今回の講師演奏では彼女とベートーベンのバイオリンソナタ第1番の第1楽章を演奏しました。
本当は全楽章演奏したかったのですが、生徒たちが頑張って色んな曲を演奏してくれたので、先生たちの演奏時間が少しずつ削られていきました(笑)
暗譜について
もちろん、暗譜できるに越したことはありません。
人前で演奏するためには、暗譜するくらいは弾きこんだ方が良いです。
ここ数年子供たちを見ていて思うことは、みんな忙しい。
やりたいこと、やらなきゃならないことがたくさんありすぎる。でもピアノも弾きたい。
そんな子供たちが多くなっています。
その中で「暗譜」というのが壁を通り越して、苦痛に感じてしまうことがあります。
これは大人でも同じです。
数年前までは何がなんでも暗譜派でした。
最近思うのです。
暗譜する、しないを強要しても良いのかと。
演奏している時、人は様々な感情や感覚と向き合い、闘い、その向こうに鳴っている音を聞き、自分の好きな作品を表現しようと努めます。
たった一人で鍵盤に向かうなかで、楽譜を見るかどうかについて選択肢があっても良いのではと。甘い先生かもしれません。。
もちろん、試験やコンクールは違います。
暗譜することには、暗譜の意味がちゃんとあるわけですから、そこは誤解しないようにしたいと思います。
「暗譜」は音楽においては大事な課題です。
暗譜することで見えてくる音楽があります。
ここは念をおしたいと思います。
それでも中学生以上の生徒さんには、自分の生活のペースなどを鑑みて、選択は自分に任せています。
全員、楽譜を見るかどうかきっとご興味あると思います。
初めから見ようと思う生徒さんは一人もいません。
だいたいが暗譜していますし、でもどこかに不安があり、もしもの時の「お守り」として楽譜と舞台に上がりたいと思うようです。
そう言いながら本番当日、突然「楽譜は持ってかない」と舞台にあがっていく生徒さんもいるのです。
子供たちのなかにどんな心境の変化があるのか、とても興味深いです。
大事なことはどんな条件でも、一人であがっていったステージで、自分なりの表現をしたことを全部受け入れるという指導者としての心の準備だと、最近思うようになってきました。
いい音で、素敵な音楽をピアノで奏でる、
そういう目標をもったレッスンを心がけたいと、改めて思う発表会でした。
また後日、発表会の様子をまたご紹介できたらと思います。
先生も日々精進。
生徒の皆さんの頑張りを励みに
先生としての修行は続きます(*^^*)
お読みいただきましてありがとうございます。
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