自分で自分を追い詰める癖
いまから20年近く前に、新人として働きはじめたころ。
仕事ができず、友達がおらず、誰にも責められていないのに自滅してあぶなくなっていった頃。
あぶなくなった一番大きな原因は、たくさんの、”周りの人の視点”を自分で勝手に考えて、「本当はこうするべきだったのではないか?」と自分にダメ出しをしていたことでした。
私は、すごい心配性だったようです。
と、ここまで書いて、
それは今でも続いていることに気づいてしまいました。
何かで発言した時。自治会や何かの役で誰かと話したり、ちょっとした顔見知りだったり、時には、家族にまで。
相手に何も言われていないのに、常に自分の言った振る舞いやコメントを後から見直し、自分で批判して、私はだめな奴・・とどん底までけなしてしまう癖がある。
それは、
「完璧でないといけない、でないと嫌われてしまう」
という恐れが、裏にある。
その奥には、
「全ての人に好かれたい」という望みがある。
さらにその奥には、
「人に認めてもらえないと、自分には価値がないことになってしまう」という恐れが隠れている。
そんなわけで、「あざみヶ原」という歌で、一生懸命「他の誰とも上手く話せなくても 大事なものを守れたらそれでいい」とうたっています。
たしかに、
自分で自分の価値を認めることが一番大事。自分には、何物にも代えられない価値があることを、自分がわかっていれば、大丈夫です。
しかし
今日はこれに加え、もう一つの解決法を捕まえました。
それは、
世の中は、本当は優しい人ばっかりであることに気づくこと。
自分の振る舞いが、問題がなかったか心配になってダメ出しをしたいとき。
これからは、相手の人に怒られることを勝手に想像するのではなく、
相手の人はめっちゃいい人~!
とにかくうまくいく!楽しそう!素敵!
とか、ポジティブなことを勝手に想像しようと思います。
そうすれば、自分の生活が変わってくる気がする。
世界はこんなに素敵であることを信じます。
ものの見え方も、立場も利害もみんな違うけれど、みんな自分の立場で、一生懸命できることをしています。
大好きです。